2026/09/01 Tue
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8_「美しい」ってなんだろう?バリオで出会った価値観

マレーシアに障害児・者支援で派遣中の島田奈緒です☺
ヌグリ・センビラン州にある小学校の特別支援学級で活動しています!
先日、先輩隊員とともにサラワク州のBario(バリオ)を訪れました。
塩やお米、ロングハウスなど、クラビット族の伝統文化と豊かな自然が残る小さな村です。標高約1,000mの高地にあり、マレーシアとは思えないほど涼しく、夜は毛布がないと寒いくらいでした。
日本の田園風景を思わせるようなのどかな景色も。自分の地元を思い出しました。

海がないのに塩がとれる!?
Barioでは、海の塩ではなく、地下から湧き出る塩泉を何時間もかけて煮詰めて作られた塩が有名です。
舗装されていないガタガタ道をしばらく走り、その先に見えてきたのは大きな工場ではありません。
テントの下で、クラビット族の男性が塩水をかき混ぜながら、黙々と塩を作っていました。

味はとってもまろやかで、今まで食べた塩の中で一番おいしかったです。
複数の家族が暮らすロングハウス
私たちはロングハウスと呼ばれる伝統的な住居に泊まりました。複数の家族が一つの長い建物で暮らす、先住民族の伝統的な住居です。
そこで現地の方と一緒にご飯を食べたり、お話をしたり。ホテルに泊まるのとは違い、その土地で暮らす人たちの生活に少しだけお邪魔させてもらっているような感覚でした。

「美しい」ってなんだろう?
こちらの写真はクラビット族の女性です。
Barioでは、かつて耳たぶが長いことが美しいとされていたそうです。
クラビット族の方から「あなたは今でも美しいけど、耳たぶが長いともっと美しいよ」と言われました。
日本で暮らしていると、「美しい」と感じるものについて、知らないうちに自分の中の基準ができています。でも、それは世界共通のものではなく、文化や時代、育った環境によって違います。頭では分かっていたつもりでしたが、実際に異なる価値観をもつ人から言葉をかけてもらったことで、それを体験として実感しました。なんだかビビビッと心に残った言葉でした。
マレーシアで生活していると、自分にとって当たり前のことは、誰かにとっては当たり前ではないということを感じる瞬間に何度も出会います。
Barioでの旅は、「自分の当たり前」を少し広げる旅になりました。
「どこに行くか」よりも「誰と出会うか」
Barioでは、お散歩をしながら、出会った人に「今、何やっているの?」と話しかけたり、のんびりお話をしたり。
予定を詰め込まず、自然や人との出会いを楽しみ、それが心地よく感じました。


そしてBarioでは、たまたま出会った方の言葉から、「美しさってなんだろう?」と自分の価値観を考えるきっかけをもらいました。
最近は、観光地を巡るスタンプラリーのような旅よりも、その土地での出会いを楽しむ旅が好きになった気がします。
隊員のいる地域を訪れて、配属先の方と出会ったり、マレーシア人の友達の家に泊めてもらい、現地の生活を体験したり……。
もちろん、隊員として配属先での活動が第一ですが、せっかくマレーシアに住んでいるからこそ、いろいろな場所を訪れ、たくさんの人と出会い、マレーシアの素敵なところをもっと知っていきたいです☺️
拙い文章でしたが、最後まで読んでくださった方がいましたら、ありがとうございます。
Jumpa lagi(また会いましょう!)
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