JICA海外協力隊の世界日記

マーシャル便り

《くらしまーしゃる》14:本だけじゃない「図書館」

マジュロには、「Alele Public Library」という図書館があります。

今回は、図書館の中を見学させてもらいました。

館内にはたくさんの本が並んでいて、いくつかのエリアに分かれています。

日本の図書館と同じように、年齢や本の種類などによって、本が分けられていました。

Young Adultのコーナーや、Japaneseのコーナーもあります。

新聞が置かれている場所もあったり、アルファベット順に本を探せるようになったりもしていました。

図書館の中を案内してくださったのは、ローラさんです。

ローラさんはとてもお話が好きな方で、図書館のことだけでなく、マーシャルについてもいろいろな話を聞かせてくれました。

英語での会話だったので、すべてを理解することはできませんでしたが、身振り手振りを交えながら一生懸命話してくださったことが嬉しかったです。

Aleleには、一般的な本だけではなく、マーシャルに関するさまざまな資料も集められています。

「Marshallese Collection」というコーナーもあり、マーシャルに関する本や資料を見ることができます。

また、「Pacific Room」という部屋もあり、太平洋地域に関する資料が集められています。

歴史や文化について調べられる資料だけでなく、戦争に関係する資料もありました。

RMIやNational Archivesに関係する資料など、マーシャルの歴史を知るための資料も見ることができます。

中には館外へ持ち出すことができず、図書館の中で見る資料もありました。

さらに、子どもたちのための「Children’s Room」もあります。

そこには絵本だけではなく、おもちゃも置かれていて、子どもたちが楽しく過ごせる空間になっていました。

「Computer Room」もあり、本を読むだけでなく、パソコンを使って調べものをすることもできます。

このように、Aleleは子どもから大人まで、それぞれの目的に合わせて利用できる図書館になっています。

日本の図書館と似ているところもありますが、マーシャルの言葉や歴史、文化に関する資料がたくさんあるところは、この国ならではだと感じました。

そして、Aleleには「Book Mobile」という車もあります。

これは、図書館から遠い地域などにも、本や図書館のサービスを届けるための移動図書館です。

図書館に来てもらうだけではなく、図書館のほうから地域へ出ていくという取り組みです。

実際に、Book Mobileと書かれた車も見ることができました。

日本では近所に図書館がある人が多いですが、島国であるマーシャルでは、住んでいる場所によって図書館まで行くことが難しい人もいます。

だからこそ、図書館から本を持って出かけていくことには大きな意味があるのだと思います。

今回、Aleleを見学して、日本の図書館と似ているところだけでなく、マーシャルならではの部分もたくさん見つけることができました。

本や資料を通してマーシャルの歴史や文化を知ることができ、ローラさんとの会話からもたくさんのことを教えてもらいました。

Aleleは、本を読む場所であるだけでなく、マーシャルの知識や記憶を残し、それを人へ届けている場所なのだと感じました。


Yukari (2026-1st.edu)

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