JICA海外協力隊の世界日記

ミクロネシア便り

医療資源が限られた中でできること

みなさんこんにちは、ミクロネシア連邦ポンペイ州で理学療法士として活動をしている2024年度2次隊の塚田達哉です。

私が活動しているポンペイ州立病院では、脳卒中後の片麻痺や糖尿病に関連した合併症など、慢性的な疾患を抱える患者が多く見られます。しかし、理学療法士の数は限られており、一人一人の患者に十分なリハビリを実施することが難しい現状があります。そのため、単に治療を行うだけでなく、現地スタッフへ評価方法や基本的な治療手技を共有し、円滑で継続的なケアが可能となることを目標に活動をしています。

また、病院以外にも地方の診療所へ足を運び、地域に暮らす患者への対応も行っています。診療所には病院まで通院することが難しい住民が訪れており、住民と病院の橋渡しの役割もしています。医療資源が限られていること以外に「リハビリ」という概念自体がまだ十分に浸透していない地域も少なくありません。そんな中でも、簡単に実施できる運動や生活指導を伝えることで、少しでも患者の生活の質の向上につながれば、と日々活動しています。

現地のスタッフや患者と関わる中で、言葉や文化の違いに戸惑うこともありますが、同僚も優しく多くの人に支えられながら活動させてもらっていると感じながら、日々を過ごしています。初めは不安そうにしていたスタッフが少しずつ自信をもって患者対応を行う姿を見るたびに、諦めず良かったな、と感じます。

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残された任期の中で、より多くの患者にリハビリの重要性を伝えるとともに、現地スタッフへの指導やリハビリ環境の整備に努めたいと思います。

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