JICA海外協力隊の世界日記

ミクロネシア便り

「おらが自慢のアワック(卒業式編)」

こんにちは!
ミクロネシア連邦ポンペイ州、アワック小学校で
小学校教育という職種で派遣されている小林未季です。

埼玉県の小学校の先生を11年と、
シンガポールの日本人学校での3年間に区切りをつけて一念発起!
2024年度1次隊86日に日本を離れ、
空港やスーパーなどのある都市から車で20分程度の
任地に来ています。

今回は、私の住むポンペイ島はウー地区、アワックの任地について、
まだまだミクロネシア初心者のそんな私から見た
「おらが自慢のアワック(卒業式編)」をベスト3で紹介します。

じゃかじゃかじゃかじゃか・・・

第3位「飾り付けは、子どもたちと家族で」

先生たちと一緒に卒業式前日の午前中に椅子や横断幕の準備を終えると、
保護者の方とバトンタッチ。子どもたちやその家族による飾り付けがスタートしました。
終わったのは前日の20時半。手作りで心のこもった卒業式デコレーションに感動しました。

じゃかじゃかじゃかじゃか・・・

第2位「お揃いのユニフォームやローブで」

ここミクロネシア連邦ポンペイ州では行事ごとで欠かせないのがお揃いの服。
卒業式ももちろんお揃いの服を準備します。どの学校も同じ時期に卒業式のため、
5月に入ると服を作るテイラーさんは、新しい注文を受け付けられない程忙しいそうです。
式には、卒業生も送る先生方もお揃いの服で参列しました。

じゃかじゃかじゃかじゃか・・・

第1位「マラマルやお金の冠、お菓子でいっぱい」

卒業式では、卒業生はお祝いに家族からおめでとうの言葉と一緒に、
マラマルと呼ばれる頭に乗せる花冠や首飾りなどをもらっていました。
式が終わってもそのお祝いは終わらず、外で待っていた家族から、
顔が埋もれてしまうほどたくさんのお祝いをもらいます。
子どもたちの卒業は寂しく感じますが、家族に祝われる子供達の姿はとても嬉しそうでした。

卒業式で一年の学校生活も区切りがつきました。新年度は8月からすでに始まって1ヶ月が過ぎようとしています。

次回は、日本と比べながら、ポンペイの新学期についてお伝えします。

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