2025/04/15 Tue
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「おらが自慢のアワック(ホームステイ編)」


こんにちは!ミクロネシア連邦、ポンペイ州、アワック小学校に
小学校教育という職種で派遣されている小林未季です。
埼玉県の小学校の先生を11年と、
シンガポールの日本人学校での3年間に区切りをつけて一念発起!
2024年度1次隊8月6日に日本を離れ、
空港やスーパーなどのある都市から車で20分程度の
任地に来てやっと8ヶ月ほど経ったところです。
今回は、私の住むポンペイ島はウー地区、アワックの任地について、
まだまだミクロネシア初心者のそんな私から見た
「おらが自慢のアワック(ホームステイ編)」をベスト3で紹介します。
私は都市部から少し離れたところに住んでいるため、
スーパーはもとより一人暮らしができるようなお家がありません。
そのため、ここに住むひと家族のお家に間借りしています。
そう、ホームステイをさせていただいています。
そんな私のホームステイ自慢を今回は聞いてください。
じゃかじゃかじゃかじゃか・・・
第3位「いい時も大変な時も一緒にいてくれる存在」
異国の地で、かつその地域で一人日本人として住むことの大変さを
赴任する前から想像しているつもりでした。
でも、それは本当につもりで。
正直に言って赴任するまでは実感なんて持つことはできないのだとここに来て知りました。
ホームステイでは、家族が一緒。
ポンペイ語が前よりも少し話せるようになると嬉しそうに聞いてくれたり、
何度も体調を崩しては、「大丈夫?」「何か食べたいものは?」と気遣ってくれたり、
いい時も大変な時も一緒にいてくれる存在は本当に大きいなと思います。
お隣さんも家族のように受け入れてくれています。
今は便利な世の中になって、繋がろうと思ったら地球の裏側にだって電話できるし、
顔を見てテレビ電話できちゃう時代。
日々オンラインで繋がっている大切な人との時間も頑張ることができる一つですが、
現地の家族の存在は、とっても大きいです。


じゃかじゃかじゃかじゃか・・・
第2位「一緒に食べるご飯は美味しい」
日本で子どもの頃は7人家族で多いと思っていた私ですが、
ここに来て11人家族の一員に。
見たことのある量の何倍もの量のおかずや、
椅子やテーブルが足りなくで代わりばんこでご飯を食べるのは
ここに来て初めての体験でした。
特別な日は、家の中じゃなくて外で大きいテーブルでご飯を
囲むこともあって。
みんなで、もぐもぐ。
子どもはお母さんに「ほら食べなさい」って言われながら
ワイワイ食べます。
そんな時間にポツリ娘さんが、
「一緒に食べるご飯はいつもより美味しいよね」と。
本当にそうだなぁと思います。
「ご飯を食べる」
当たり前で、きっとなんでもない時間なんだろうけど、
なんだかそんな時間を大切に思えるって素敵だなと思います。
みんなと食べるご飯の時間が、私の大好きな時間の一つです。
じゃかじゃかじゃかじゃか・・・
第1位「いってきます・お帰りなさいの時間」
毎朝と毎夕の時間。
ホストファミリーのお母さんに
「お弁当持った?」「水は?」と聞かれてから出発。
帰ってくると娘さんの子ども達が
「ミキー!」とハグで迎えてくれることが多いただいまの時間。
「行ってきます」
「ただいま」
行く時と帰ってきた時にほっとできるのは家族がいてくれるからだと感じます。
任地に来る前は、自分が何ができるかなとか、精一杯やりたいとか、
自分がなすべきことを優先して考えているところもありました。
けれども、ここで一緒に過ごさせてもらう中で、
一緒に過ごすポンペイの「家族」
離れているけれども繋がってくれている「家族」や「大切な人」
そんなかけがえない大事なものに気付かされる日々です。
当たり前って当たり前じゃない。
その当たり前を当たり前に出来ている毎日はとっても素敵です。
皆さんの毎日は、どんな毎日ですか。
きっと素敵な毎日なはず。大切にして欲しいなと思います。
ここに来て 間も無く250日。
私は、今日もこの1日を大切に過ごすことができたらと思っています。
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