2026/10/14 Wed
松井康朗|モザンビークから見える日本
教室の「当たり前」は、国によって違う。

こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
9月30日、10月1日の二日間にわたり、JICAモザンビークと鳴門教育大学とのモザンビーク教育協力プラットフォーム活動の一環として、現地の教員や学生を対象とした理数科教育のセミナーが、マプト教育大学で開催されました。
教育セミナーは、JICAモザンビーク・鳴門教育大学・マプト教育大学が協力して定期的に開催しており、主に理数科教育について、日本の経験をモザンビークの先生方や、学生の皆さんと共有しています。私は今回で3回目の参加となりました。
モザンビークの小学校算数教育では、児童の四則演算能力を十分に身につけることが課題の一つとなっています。
セミナーでは、数を一つずつ数えてとらえるのではなく、「5は2と3」「7は3と4」というように、数の合成や分解を低学年から学ぶことの大切さについて共有しました。
実際の小学校で行っているフラッシュカードを使った計算練習についても隊員仲間の力をお借りして、実践を通して紹介することができました。

そして先日行われたセミナーでは、算数に加えて理科教育についても扱われました。
理科では、子どもたちが身の回りの自然や現象に「なぜだろう」と疑問を持ち、自分で考えながら身の回りのこととつなげて学ぶことの大切さについて意見が交わされました。
最後の質疑応答では、「こうしたモザンビークの現状に対して、実際にどのように介入していくのか」という、より現実的な質問もいただきました。
時間割どおりに授業を進めることなど、日本では当たり前だと考えていることも、教育現場によってその前提は異なります。
新しい取り組みに対して、先生方から前向きで積極的な意見が出ることは、とても嬉しく感じます。
先生方と一緒に、モザンビークの文化に沿ったよりよい教育を、私自身も実践を重ねながら、これからも学んでいきます。
ご覧いただき、ありがとうございます。
またお会いいたしましょう!

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