JICA海外協力隊の世界日記

モザンビーク便り

たくさんの支えと準備

私たちJICA海外協力隊は、派遣国にそれぞれの活動をするために来ました。

しかし、到着していきなり活動に入るわけではありません。

モザンビークは活動言語がポルトガル語のため、活動にスムーズに入れるように3つのプログラムが用意されています。

まずは、ホームステイプログラムです。

モザンビークの方の家に1か月近くホームステイします。

ここでモザンビークの文化にたくさん触れることができます。

言葉、食事、買い物、お風呂、鍵のかけ方、停電・・・

私は日曜日に一緒に教会に行き、

モザンビークらしい太鼓とシャンガーナ語(現地語)での聖歌を経験することができました。

みんなの前で「はじめまして」の挨拶もしました!!

ホストファミリーも様々で子供がいたり、休みに孫が訪ねてきたりして、

それも楽しみの1つでした。

本当の家族のように接してくれて、私は30年ぶりに、

「宿題はやったのか?」という言葉をいただきました。(笑)

最後の日には、

「ここはあなたの家だから、いつでも帰っておいで」と、

優しく言ってもらえたこともうれしい思い出です。

2つ目のプログラムは、チュータープログラムです。

隊員一人ずつにモザンビーク人のチューターがつき、毎日4時間ほど一緒に活動します。

活動内容も隊員のニーズに合わせてくれます。

モザンビークの伝統的な布である「カプラナ」のお店に行ったり、

髪の毛を編み込みしたいとなれば、おススメの美容院に行ったり、

他にも、

シャパ(バスのような公共交通手段)の乗り方、マプト市内の観光名所や博物館巡り、街歩きのポイント、ポルトガル語の練習など、

さまざまなことを体験できます。

私はサッカー場巡りが好きなので、

モザンビークでいう国立競技場のような「ジンペトスタジアム」へ連れて行ってもらいました。

めちゃくちゃ遠かったですが、嫌な顔せず付き合ってもらいました。

どうしても現地の人に対して距離を取ってしまいがちな序盤に、

モザンビークの方とたくさん話をして共に行動する時間を持てたことはとてもよく、

すごく些細な疑問や知りたいことを気楽に聞ける人ができて、

とてもありがたい存在となりました。

そして、3つ目のプログラムはポルトガル語の語学研修です。

日本でも二本松訓練所でみっちりとポルトガル語を学習しましたが、

モザンビークでもポルトガル語の研修があります。

毎日4時間の講義を1か月ほど行い、最後はポルトガル語で自身について発表します。

ポルトガル語のアナベラ先生はとても素敵な先生です。

モザンビークでの語学研修のテーマはとにかく話すことで、

どんなことをしたか、誰が何を言ったか、そのとき何を思ったのかを、

たくさん話すように求められます。

私は文法が本当にめちゃくちゃで、単語も合っていない気がしてもとにかく話しました。

それをアナベラ先生は、まずは優しく聞いてくれるので、話すことに躊躇することがなくなりました。

そしてアナベラ先生の理解度が高いので、さらに話を広げてくれます。

今思うと、あのめちゃくちゃなポルトガル語をよく理解してくれたなと思います。

同じようにお店の人に話しても伝わりません!(笑)

ポルトガル語の語学研修では、

話すことへの勇気をもらい、ポルトガル語の勉強をちゃんとしないといけないことを再確認しました。

とても有意義な時間だったと思います。

3つのプログラム組んでもらえたことで、

自分たちの活動にスムーズに入ることができたと思います。

JICAモザンビークの隊員へのプログラムはありがたいなと思うばかりです。

ホームステイも語学研修も終わり、活動が始まります。

どのような活動が待っているのかドキドキとワクワクです。

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