JICA海外協力隊の世界日記

モザンビーク便り

モザン流理不尽撃退法!

Olá!
人見天です。いらっしゃい!ゆっくりしていってください!
今日は、アフリカ・モザンビークで暮らす中で遭遇する、ちょっとした「理不尽」への対処法についてお話ししたいと思います!!
モザンビークは綺麗な海に恵まれていることもあってか、人々はおおらかでフレンドリー。本当に温かく素晴らしい人たちがたくさんいる魅力的な国です。
しかし、これはどの国でも同じだと思いますが、時には日本人である私たちに対して、少し心無い言葉をかけてくる人に出会うこともあります……。
そこで今日ご紹介するのは、そんな言葉をかけられた瞬間にその場の空気をガラリと変え、周りの人全員を味方につけてしまう「最強の方法」です!!
みなさんも是非参考にしてみてください!

さぁ、モザンビークで遭遇する理不尽……皆さんは何を想像されるでしょうか。
私をはじめ、他の隊員さんたちが「嫌だな」と感じる瞬間はそれぞれあると思いますが、中でも共通して挙げられる大きな例が、アジア人である私たちに対して、戸惑うような言葉や態度に出会う時です。
その形は様々ですが、差別的な言葉である「チンチャオチン!」などと叫ばれたり、乗合バスへの乗車をためらわれたり、時にはお店で戸惑う対応を受けたりすることもありました。
もちろんこれは決して良いことではありませんし、日本人の私たちとしても強い不快感を覚えてしまいますよね……。


でも、そんな最悪な状況を一気に逆転できる秘密兵器があるのです。
それこそが……現地語である「シャンガナ語」を使うことです!
ここで、実際の体験談を2つほどご紹介します!


まず1つ目。道を歩いている時やすれ違いざまに、一部のモザンビーク人がアジア人の言葉をふざけて真似し、揶揄してくることがあります。
そんな時、私はすかさずシャンガナ語で「ウボン??(調子はどう?)」「アウシェーニ!(おはよう!)」と笑顔で声をかけるのです。
すると、それまでからかってきていたモザンビーク人たちは一転して驚嘆と歓喜の声!まさかアジア人の口から自分たちのローカル言語が飛び出すとは夢にも思っていないのでしょう。そこからはもう揶揄されることもなく、一瞬で笑顔のあたたかい交流へと早変わりします。


そして2つ目。以前、バスの乗車を拒否されそうになった時も、このシャンガナ語に救われました。
最初は「アジア人は乗せない!」と頑なに拒んでいたのですが、私がシャンガナ語で「ムカカーヤ!(家に帰るんだよ!)」と一言叫ぶと、運転手も乗客も大爆笑!
「おいおい、こいつシャンガナ語喋るぞ!」「ぜひ乗っていけ!お代はいらない!」という大歓迎モードになり、無事にバスへ乗り込むことができました。車内では日本人である私への質問の嵐が巻き起こり、なぜか乗車賃まで無料になってしまったのです。笑


まさに、シャンガナ語さまさまです……!

もちろん、モザンビークの人たちはそのほとんどが優しく、温かい人たちばかりです。
しかし中には、差別的な発言をしてくる人や、私たちアジア人をあまり良く思っていない人がいるのも事実です。おそらく、単なるからかい半分や好奇心でそうした言葉を投げてくる人もいるのでしょう。
モザンビークに来た当初は、私自身も人生で初めての経験ばかりで戸惑い、どう対処すればいいのか分からず、普通にショックを受けて傷ついていました。
こうした心ない言葉に対しては、もちろん無視を決め込んで、何事もなかったかのように通り過ぎることもできます。
けれど、生まれ持った人種や国籍という違いだけで、日本人やアジア人をネガティブに判断されてしまうのは、やっぱりものすごく悔しいと感じてしまうのです!
だからこそ私は、これからもシャンガナ語を駆使して、1人でも多くの人と前向きな関係を築き、ポジティブな気持ちになってもらえるよう働きかけていきたいと思っています!

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