2026/07/08 Wed
イベント 小学校
#76_20年つないできた絆のバトン。JICAナミビア20周年式典!


皆さんこんにちは!2025年度1次隊ナミビア小学校教育派遣の沢田 美百合(さわだ みゆり)です。
2025年8月から、JICA海外協力隊としてナミビアのオマルルに来ています。
今回は、先日行われたJICAナミビア20周年記念式典についてお伝えします!
20年つないできた日本とナミビアの絆のバトン。
6月17日、首都ウィントフックでJICAナミビア20周年記念式典が行われました。式典には、これまでのJICAナミビアの歩みをお祝いして、両国の代表の方々がスピーチをされました。そのスピーチを聞いているうちに、JICAナミビアが歩んできた20年という時間の本当の価値を感じることができました。これまで関わってきたすべての人たちの情熱や努力が積み重なって、今のこの温かい関係があるのだと深く実感しました。
私たち海外協力隊員は、各任地での活動報告や日本文化紹介を行いました。日本文化紹介の中で、私は書道パフォーマンスを披露する機会をいただくことができました。書道パフォーマンスをするにあたって、数か月前から何を書こうか…とずっと考えていました。ナミビアの方々は漢字やかなは読めません。それでも、日本の書道を見てもらいたい。また、この20年の節目を祝い、これからもこの温かい関係を大切にしていきたいという願いを込めたい。そんな思いから、「和~Harmony&Peace~百年続きますように」と書くことに決めました。正直、パフォーマンス本番まで私が表現したいことがどれくらい伝わるのだろうかと、とても不安でした。しかし、パフォーマンス中には静かに真剣なまなざしで見てくださり、私が筆を置くと自然と歓声が上がりました。書き終えた後、日本語の部分について意味を説明したとき、皆さんの表情が柔らかくなって、会場が温かい空気に包まれたのを覚えています。皆さんから大きな拍手をいただけたとき、私自身もすごく感動しました。言葉がわからなくても、私が書いている姿や筆の動き、白と黒のみで表現する書の美しさが伝わったのだと感じたからです。私は日本文化が大好きです。ナミビアのにぎやかで力強いダンスなどと比べると、地味に見えるかもしれません。でも、その素朴な表現の一つ一つにはすべて意味があって、これまでの歴史や文化を表しているところがかっこいいと思います。だから、日本文化を伝えるためには、これからももっと自国の文化を勉強していかないといけないと思いました。今回の式典は、私にとってたくさんの感動と発見が得られたかけがえのない経験となりました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。

海外協力隊としての自覚と感謝をもって。
私は書道パフォーマンスを披露しましたが、他にも空手や剣道のパフォーマンス、日本文化に直接触れていただく体験ブースなど、ナミビア隊員11人でナミビアの方々に楽しんでいただけるように協力して創り上げることができたのもすごく嬉しかったです。たまたまこの記念すべき20周年という節目にナミビア隊員として活動ができることはとても光栄なことだと思いました。と同時に、今、私たちがナミビアで活動させてもらえているのは、これまでの先輩隊員が現地の方々と信頼を築き、絆のバトンをつないできたからです。きっと20年前は、今よりもっと日本のことを知っている人が少なく、文化の違いを受け入れ合うことに難しさもあったのではないかと思います。しかし、この20年間、日本とナミビアの方々がお互いに助け合い、信じ合ってきた一歩一歩があります。そのおかげで、私は今、安心して活動ができているのだと思います。私が書で表現した願いのように、これからも日本とナミビアの温かくて友好な関係がずっとずっと続くよう、また私自身もその一歩となれるよう、今後も活動を頑張っていきたいです。

私の配属先の校長先生とカウンターパートの先生。オマルルの皆さんが来てくださったおかげで緊張がほぐれました。

日本文化体験ブースも大盛況でした!抹茶も好評で、何度も飲みに来てくださる方もいて嬉しかったです。
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