JICA海外協力隊の世界日記

ナミビア便り

#74_世界最古のナミブ砂漠へ!ナミビアの魅力いっぱい旅日記!

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 皆さん、こんにちは!2025年度1次隊ナミビア小学校教育派遣の沢田 美百合(さわだ みゆり)です。

 2025年8月から、JICA海外協力隊としてナミビアのオマルルに来ています。

 今回は、冬休み中に行ってきた、ナミビアの絶景が集まった場所「Sossusvlei(ソーサスフレイ)」についてお伝えします!

 なぜ砂が赤い?夕日に輝く美しい砂丘「DUNE45」

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 ナミビアという国を知ってから、ずっと行きたかった場所が「DUNE45(デューン45)」と呼ばれる巨大な砂丘です。砂漠に入るゲートから45㎞のところにあるこの砂丘は、広大なナミブ砂漠の中でも特にきれいな赤茶色をしています。これは、砂に含まれる鉄分が数千万年という長い年月をかけて「酸化(さびること)」したからです。裸足になって砂丘を登ったのですが、砂がサラサラすぎて足を取られるので、頂上まで登るのはとても疲れました。しかし頂上に着いた頃、ちょうど夕日が沈む時間だったので、夕日に輝く美しい砂丘を見ることができて感動しました。

 900年前からある?!「死の沼」と呼ばれる場所って?

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 ソーサスフレイの最も深い部分にあるのが、「Deadvlei(デッドフレイ)」です。砂丘を越えてたどり着いたその場所は、まさに異世界!ひび割れた真っ白な地面に、オブジェのように真っ黒に枯れた木々が立っていました。また、その周りを赤茶色の砂丘がぐるりと囲んでいて、頭上に広がる青空とのコントラストが息をのむほど美しかったです。まるで自分が小さくなって絵の中に吸い込まれたようでした。

 今から約1000年前はここに川が流れており、たくさんのアカシアの木が生い茂る緑豊かなオアシスでした。しかし、周囲の砂丘が移動して川の水をせき止めてしまい、さらに気候が急激に乾燥したことで水が干からび、ここに立っていた木々は約900年前に一斉に枯れてしまいました。普通は、枯れた植物は微生物によって分解され、土にかえります。ですが、ここはあまりにも乾燥しすぎていて木を腐らせる微生物さえも生きることができないのです。そのため、木々は腐ることも倒れることもなく、900年前の姿のまま太陽に焼かれ、炭のように真っ黒になって立ち続けています。地球の気候変動の歴史を物語る、自然が作ったタイムカプセルですね。

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 水の力が大地を削った!セスリエムキャニオン!

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 砂漠といえば、「水がない場所」というイメージがあると思います。しかし、砂漠の入り口近くには水が流れる「Sesriem Canyon(セスリエムキャニオン)」という峡谷があります。深さは約30m、全長は約1㎞で、谷底まで歩いて降りていくことができます。ナミビアには1年を通して水が流れる川がほとんどありません。でも雨季になると、遠くの山の方で降った雨がこの乾燥した谷に流れ込みます。普段は水がない場所に雨が一気に押し寄せることで、何百万年もの時間をかけて大地を削り、この大迫力の峡谷が作られたのです。実際に谷底を歩いたときには、まだ雨季に降った雨水が残っていて谷の全部を歩くことはできませんでしたが、水が残っている谷底を見られたからこそ、セスリエムキャニオンは水が生み出した砂漠の芸術なのだと実感することができました。

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 砂漠に向かう途中でパンクしたタイヤ。道はガタガタなところもあり、車に乗っていると体が大きく揺れるのですが、現地ガイドさんは「アフリカンマッサージだよ!」と言っていました。こういうユーモアが素敵。

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 砂漠を歩いていると、動物の足跡が!ガイドさんによるとこれはスプリングボックの足跡らしい。向かう道中にも車窓からオリックスやダチョウをたくさん見ました!さすが、アフリカです!

 この冬休み中、ナミビアの色々な場所に行って、美しい自然に触れることができました。ナミビアの人々と話すといつも「ナミビアでの暮らしはどう?」と聞かれます。私が「天気もいいし、人々は優しいし、食べ物もおいしいし、最高だよ!」と答えると、「そうだろう、ナミビアは本当に美しい国だよ」と人々は言います。私は今回の旅行を通して、ナミビアの美しさを再発見したような気がしています。自然の美しさももちろんですが、ナミビアの人々がその美しさを誇らしく思い、伝えていることそのものがとても美しいなぁと思います。民族文化について書いたときよりもさらにナミビアの魅力を感じることができている今です。これからもナミビアの魅力をたくさん発見できる毎日に感謝し、その魅力を皆さんに伝えていきたいです。

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