JICA海外協力隊の世界日記

パラオ便り

【イボバン実験室】実験技術を伝える~物理実験~

Alii! 理科教育隊員の三浦です。

私は普段、9年生の環境科学と10年生の生物学を教えていますが、実は大学時代は物理学を専攻していて、日本の高校で勤務していたときも物理と化学を教えてきました。

そのため、自分の授業以外に11年生の化学、12年生の物理の実験をする際は、パラオ人の先生への技術指導のため一緒に行っています。

今回は、12年生の物理実験の紹介です。

最近、日本人の方から実験道具の寄付がありました。

その中に、記録タイマーがありましたので、それを使って重力加速度を求める実験を行いました。

日本の中学校には、ほとんどの学校にこの記録タイマーがあり、等速直線運動などの実験で使われています。

パラオ人の先生方は、理科の先生であっても実験の経験はほとんどないそうです。

それだけ、道具も少なく、日本のように先生方が研修を受ける場もないのだと感じます。

12年生は今回が今年度初めての実験でした。

簡単な実験でしたが、普段と違う授業で刺激になったようです。

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