2025/11/13 Thu
島の田舎と都会、二人のベラウ日記
島の田舎と都会、二人のベラウ日記(ガラード編①)

ガラード小学校の通学路。子どもたちは毎日贅沢な景色を横目に登下校しています。
Ungil tutau(ウンギル トゥータウ;おはようございます!)
ガラード州でホームステイをしている山口幸菜です!
今回は私の住むNgaraard(ガラード)を紹介します(^▽^)/
パラオ語も交えて紹介します!少しでもパラオやパラオ語の魅力が伝わりますように・・・
↓コロールとガラードの位置

私の住むNgaraard(ガラード)は、小松隊員の住む大都会「コロール」から約50キロ、自動車で北へ1時間ほど走ったところにあります。人口はおよそ250人。ガラード小学校には、幼稚園の年長さんから中学2年生まで、42名の子どもたちが通っています。自然に囲まれ、とても静かで穏やかな場所です。
住んでいる人はみんな優しく、歩いていると「大丈夫~? 車で送ってあげるよ!」と声をかけてくれます。人口が少ないので、みんなが親戚か友達か知り合い!もちろん、車を見るだけで誰の車かすぐに分かります。
さて、ざっと説明しただけで、すでに4つのパラオ語が登場しました!分かりましたか?
1つ目:自動車【sidosia(ジドシャ)】
2つ目:幼稚園【iotsieng(ヨウチエン)】
3つ目:場所【basio(バショ)】
4つ目:大丈夫【daiziob(ダイジョウブ)】
パラオ語には、なんと約1,000語もの日本語由来の言葉があります。おもしろいでしょ~~~パラオ語!!
ちなみに、「面白い」もパラオ語なんです!【omosiroi(オモシロイ)】

ガラード言えば・・・
ガラードで有名なのは「デモックスープ」!
上の写真【siasing ; シャシン】はそのデモックスープを作っているところです。
タロイモと呼ばれる芋の茎と葉を細かく刻み、煮込み、味をつけたら完成!私も作ってみましたが、ママと二人で切り続けること3時間強・・・。煮込み始めて2時間・・・。次の日まで寝かせて味付けをしてまた数時間・・・。とっても手間がかかります。ちなみにタロイモは、3つ収穫しただけで限界でした。そのくらいの力仕事です。

↑この写真【siasing ; シャシン】は切った茎と葉をママが煮込んでいるところです。

↑この写真【siasing ; シャシン】は私の家の庭にあるタロイモ畑にいる小松隊員と私です。タロイモからは茶色い汁が出て、服に一度つくと全く取れません。注意【tsiui ; チウイ】してください(^^)/
デモックスープは「国のスープ」として指定されていて、年に一度ガラードでコンテストも開かれて世界一の味を決めています!
美味しい【choisii ; オイシイ】です!ぜひガラードの味【chazi ; アジ】をお試し【tames ; タメス】ください!
まだまだいーーーぱい魅力的なところがあるので紹介したいですが、今回はここまで!
Me a uriul! (マウリウル:またね!)
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