JICA海外協力隊の世界日記

パラオ便り

【Ebiil日誌】ペリリュー島で体験教室を実施

Alii! 今日もパラオの海でナマコと一緒に活動している名取です。

今日は、ペリリュー島という、バベルダオブ本島から少し離れた場所にある島で、子供達のための体験教室を行いました。

ペリリュー島は有名な島なので紹介は割愛しますが、小学校が一つあり、島の子供達が通っています。Ebiilではこの小学校からの依頼を受けて、4年生に海草調査の体験実習を、5年生には森林学の体験実習をそれぞれ実施しています。今回は、4年生の体験実習を任されました。

ちなみに、ペリリュー島まではボートで1時間ほどかかります。

ペリリュー島の港から少し離れたところに海草エリアがあるので、そこまで現地のレンジャーと共にEbiilのボートで移動し、実習を行いました。

実際の調査と同様に、メジャーテープを使ってトランセクトと呼ばれる調査線を設置し、その線に沿って観察を行います。海水に濡れていても鉛筆で書き込むことのできるスレート(ダイビングなどで使われる事があります)を使って、記録係は観察係が見つけたものとその数を記録していきます。

パラオの海草エリアでは、ナマコやカニ、小魚を見つけることができます。

海から上がったらお昼ご飯を食べて、午後はスレートの記録をもとにプレゼンテーションを行います。

実習中に見つけた生き物とその数は?それらの生き物の役割は?といった質問に答える形で大きめの紙にまとめて、グループごとに発表します。最後の質問は「実習中で楽しかったことは?」なのですが、Swimming!と答える子に笑顔と元気をもらっています^^

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