JICA海外協力隊の世界日記

パラオ便り

【イボバン実験室】高校生が小学生に実験ショーin ガラード小学校

Alii! 理科教育隊員の三浦です。

私が任地にいられるのも、残り2か月となりました。
しかし今月で全ての授業が終わるので、活動できるのは実質残り1か月を切っています。

この2年間私は1度も帰国せず、パラオでのんびりゆったり生活してきたので、パラオが気に入っている反面、早く帰国して日本のラーメンや牛丼が食べたくもあり、寂しいながらも帰国を楽しみにしています。

さて、今回は私が1~2年間担当してきた生徒を連れて、バベルダオブ島の北にあるガラード小学校へ出張してきました。
昨年度も国内の複数の小学校でサイエンスショーをやらせていただきましたが、今回は私のクラスで実験技術をつけてきた生徒達に初めてサイエンスショーをやらせてみました。

快く受け入れてくださった、ガラード小学校のデイジー校長先生とJICAボランティアの山口幸菜さん、本当にありがとうございました。

今回サイエンスショーに挑戦したのは、9年生4名と10年生7名です。

2~3人ずつに分かれて、5つの実験を披露しました。

1.くっついて離れないボウル(マグデブルグの半球)
2.空飛ぶティーパック(上昇気流)
3.消える水(高吸水性ポリマー)
4.水に変わるお茶(ヨウ素とビタミンCの反応)
5.フルーツキャンディを作ろう(砂糖のカラメル化と結晶化)

何度も練習してきた生徒達ですが、そもそもこのように自分達の学校以外で人前で発表するのは初めての経験。
普段おしゃべりな生徒も緊張しまくっていましたが、2回目の実験では少しずつ自分らしさを発揮し、このわずか1時間半の時間でも成長がみられました。

高校としても初めての取り組みでしたが、小学生が喜んでくれたことに高校生たちも満足していました。

帰りは緊張から解放されて、この表情です。

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