JICA海外協力隊の世界日記

パラオ便り

『パラオ便り』寄稿者の紹介

Alii! みなさん、こんにちは!

私たちは、2023年度1次隊としてパラオに赴任している、三浦(写真左)と名取(写真右)です。
パラオに来てからおよそ1年が経過し、現地の人々と共に働き、それぞれの課題に日々取り組んでいます。

この『パラオ便り』を通して、私たちの活動をみなさんと共有できる機会をいただきました。
今後は、日々の活動を紹介しながら、パラオの協力隊の様子をお伝えしていきます。

どうぞ、よろしくお願いします。

はじめまして! 理科教育隊員の三浦と申します。
協力隊員になる前は、青森県の全寮制高校で9年間理科の教員をしていました。

現在、私はガッパン州イボバンという小さな集落にある全寮制高校、「Belau Modekngei school」で理科を教えています。
私の派遣されている高校では、パラオの昔ながらの生活を重んじる教育がされており、通常授業の他にも釣りや農業などの専門教科の授業があったり、給食でパラオ料理が出てきたりと、生徒と一緒にパラオの伝統を学ばせていただいています。
小さい学校ながら、全国から生徒が入学しており、私も学校敷地内の職員寮で生徒と共に生活しています。

1年目は9年生(高校1年生)の物理化学の授業を、2年目の今は9年生の環境科学と10年生(高校2年生)の生物学を担当している他、新しくできた理科室の管理も行っています。

学校生活を中心に、日本とパラオの違いをたくさん発信していきたいと思います。
よろしくお願いします!

こんにちは!パラオのNGOで自然環境保護・教育に取り組んでいる、生態調査隊員の名取と申します。
周りからは、気軽にAkiと呼んでもらっています。

私の勤め先は、「Ebiil Society Inc」という名前の環境NGOで、ジュゴン、ウミガメ、シャコガイ、ナマコ、サンゴ、海草などの海洋生物の保護・保全や、鉱山跡地等への植林および特定樹種の保護・観測といった森林学的な取り組み、指定区域の清掃活動、小中学生のための環境教育など、幅広い活動を行っています。

私はナマコの現場調査の主担当を務めており、科学的手法に基づいた観測手法の立ち上げに従事してきました。現在はナマコ個体数の定期モニタリング調査を行っています。今後は、Ebiilの多様な取り組みの様子を、みなさまへお届けしていきます。

パラオの大自然の中へ直接飛び込んでいくような活動ばかりなので、是非お楽しみに!

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