2025/03/17 Mon
活動
アロタウ市のゴミ回収に密着!/ KOKIの活動日記 / 環境教育


Moruruga! (ミシマ語でおはよう!)
アロタウ市役所で環境教育隊員として活動している”KOKI”です!
本日は、活動日記と題して私の活動の様子をご紹介していきます!
私の所属している市役所の保健環境課では、街のゴミ回収を行なっております。
今回紹介するのは、そのゴミ回収を見学させてもらった様子です!
最初に、この街のゴミ回収方法の紹介です!
上の写真は、実際にゴミを集めている様子で、左の写真は事業系ゴミ、右の写真は家庭ゴミの回収をしています。
ゴミ回収には、日本製のパッカー車が大活躍しています!
日本の家庭ゴミは、指定の袋に入れて出すのが一般的ですが、アロタウ市では家の前にゴミ箱が設置してあり、そこにまとめてゴミを入れる形になっています。
また、この街にはプラスチックのリサイクル業者などがないため、分別はされておらず、すべてのゴミがひとまとめになっています。
アルミ缶を買取している業者がいるため、作業員はゴミの中からアルミ缶を仕分け、集めています。
自分もゴミ回収を体験してみると、ゴミ箱一つ一つがかなりの重量で、すぐに疲れてしまいました…
これを毎日行っている作業員たちは、みんな強靭な肉体の持ち主ですね!!いつもありがとう!!
次に、ゴミ回収中に見つけた、日本では考えられないようなゴミ”珍ゴミ”を3つ紹介します (笑)
No.1: パプアニューギニアの小銭、トエヤ!
トップタウンと呼ばれる、市内でも裕福な方が住まわれる場所のゴミ箱に入っていました。
No.2: 中国のお金!
お金続きで申し訳ありませんが、同じトップタウンのゴミ箱でなぜか中国のお札が見つかりました。
No.3: 某ワイヤレスイヤホン!
こちらは、僕が見学しているときではありませんが、面白いものがあったよと見せてくれました。実際にまだ使えるそうです(笑)


最後にアロタウ市の最終処分場を紹介します。アロタウ市で集められたすべてのゴミはこの最終処分場に持ってこられます。
先ほど紹介したように、分別が行われていないため、そのまますべてのゴミが野原の上に置かれていきます。市役所の職員で、ゴミを置く場所を
管理している方が一人と、何人かのウェイストピッカーの方がいます。たまに燃やしたり、重機で奥に押し込んだりしているようです。
場所にも限りがあるため、持続性という面で課題を抱えています。
今回はここまで!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
>>こちらからKOKIさん 活動情報をご覧いただけます。(JICA PNG事務所HP)
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