JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

Goroka Secondary Schoolで広がる、ICTの活動と協働のヒント

こんにちは。パプアニューギニアのGoroka Secondary Schoolで、コンピュータ技術隊員として活動している小牧です。
私はGoroka Secondary Schoolに配属され、学校のICT環境の整備や、教員・生徒のコンピュータ活用を支援する活動に取り組んでいます。

学校には多くのデスクトップパソコンが設置されたコンピュータルームがあります。日々の活動では、こうしたICT機器の状態を確認したり、より使いやすい環境を整えたりしながら、学校でどのようにICTを活用していくことができるか、先生方と相談しながら活動を進めています。
直近の活動では、学校で求められてる管理システムを構築するための環境整備を行いました。具体的には、サーバーの構築や保守運用を意識した管理体制の整備です。
(同じゴロカで活動しているコンピュータ技術隊員の小山隊員から、「配属されて約1か月でここまでの活動ができるのはとてもすごい」とお言葉をいただき、一層頑張ろうと思いました!)

今回、その小山隊員とGoroka Secondary Schoolのコンピュータルームを活用した新たな協働について話し合いました。協働先は小山隊員が所属しているJ.K. McCarthy Museum, Goroka(以下、ゴロカ博物館)で、Goroka Secondary SchoolのICT設備を研修場所として活用し、小山隊員が研修内容を組み立て、学校の先生方とゴロカ博物館のスタッフを対象にICT研修を行うという協働可能性について協議しました。

学校には研修に利用できるコンピュータやモニターなどの設備があります。一方、ゴロカ博物館では、研修を提供できる豊富な人脈を有しています。それぞれが持っているものを組み合わせることで、学校と博物館だけではできない活動につなげることができます。
学校の先生方にとってはICTに関する知識や技術を深める機会となり、ゴロカ博物館スタッフにとっては、今後の資料管理やデジタル化を自分たちで継続していくための基礎を、機材を用いて身につける機会となります。こうした取り組みは、いわゆる「キャパシティ・ビルディング」の一つでもあります。

同じ「コンピュータ技術」という職種で活動していても、学校と博物館では、ICTに求められる役割は異なります。
しかし、異なる配属先だからこそ、お互いの環境や強みを持ち寄ることで、新しい活動につながる可能性があります。
今回の話し合いを通して、学校のコンピュータルームは、生徒が授業で利用するだけではなく、先生方や地域の関係者が学び合う場所としても活用できる可能性があると感じました。

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