JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

900人の子どもに届けた日本文化

こんにちは。パプアニューギニア(以下PNG)のアロタウで、小学校教育隊員として活動している村岸雅基です。Koeabule Primary School(コエアブル小学校)に配属され、子どもたちに算数と体育の指導を行う傍ら、教員養成校で算数科指導に関する研修なども行っています。

本記事では、配属先で実施した日本文化紹介についてお届けしたいと思います。

831日、配属先のコエアブル小学校に他州で活動する教育隊員4名とアロタウで活動する5名の隊員をお迎えし、日本文化紹介を開催しました。今回のイベントでは総勢10名の隊員が一堂に会し、3年生から8年生までの約900名の児童生徒に対して日本語、折り紙、日本の外遊び3つを紹介しました。

日本語教室で子どもたちは、「こんにちは」「ありがとう」などの簡単な日本語を教わりました。子どもたちは、隊員の後に続いて日本語を声に出しながら、楽しそうに繰り返していました。初めて聞く日本語にも、興味を持って積極的に挑戦する姿が印象的でした。世界日記 日本語.jpg

折り紙では、細かな作業に苦戦しながらも、「どうやって折るの?」「次はどうするの?」と興味津々に質問する子どもたち。隊員の折り方を一つひとつ真似しながら、一生懸命に折り紙に取り組んでいました。世界日記2.jpg

また、日本の外遊びにも挑戦しました。日本では昔から親しまれている遊びも、PNGの子どもたちにとっては新鮮なものが多く、元気いっぱいに楽しむ姿を見ることができました。世界日記3.jpg

そして活動を終えた現在、学校ではとある変化が見られるようになりました。休み時間に折り紙で鶴を折っている生徒を見かけたり、日本語で「こんにちは」や「ありがとう」と話しかけてくれたりする子どもたちが増えたのです。一日限りの文化紹介ではなく、その後も子どもたちの中に日本文化への関心が残っていることを知り、とても嬉しく感じました。

今回の日本文化紹介は、「日本文化を知ることをきっかけに、子どもたちに日本という国を少しでも身近に感じてもらいたい。」「これまで日本とPNGの間で築かれてきた交流やつながりを、これからの世代にも変わらず紡いでいってほしい。」そんな願いを込めて開催しました。そして、子どもたちが折り紙で鶴を折ったり、日本語で話しかけてくれたりする姿を見て、その願いが少しだけ届いたのかなと感じています。

900名の子どもたちとの交流は、私たち隊員にとっても忘れられない一日となりました。

私の任期も残り3か月を切り、残された時間は決して長くありませんが、これからも一つひとつの出会いや交流を大切にしながら日本とPNGをつなぐ「絆」を未来へ託していきたいです。世界日記 折鶴.jpg

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ