JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

本赴任初日、まさかのフライトキャンセル!?

こんにちは!

パプアニューギニアで小学校教育隊員として活動する予定の小山拓真です。

前回の記事では、ゴロカでのピジン語研修について紹介しました。

そして、いよいよ本赴任!

……のはずでした。

私の任地であるココポへ向かうため、国内線の空港へ。

これまでの研修を終え、「いよいよここからが本番だ!」と少し緊張しながら、出発の時を待っていました。

ところが。

本日のフライトはキャンセルです。

え?

……え???

早速、洗礼を受けました(笑)

パプアニューギニアの国内線は、遅延やキャンセルが起こることも珍しくありません。

実は、今回の赴任前から、国内線については「覚悟しておいた方がいいよ」と何度も聞いていました。

そして、その覚悟が必要になる日は、思っていたよりも早くやってきました。

まさかの、本赴任初日です(笑)

日本だったらどうでしょう。

飛行機が突然キャンセルになったら、空港のカウンターには長い列ができるかもしれません。

「なぜ飛ばないんですか?」

「いつ飛ぶんですか?」

「仕事があるんですけど!」

そんな声が聞こえてきても、不思議ではありません。

しかし、ここはパプアニューギニア。

フライトキャンセルのアナウンスが流れても、周りの人たちは驚くほど落ち着いていました。

誰も怒らない。

大きな声で文句を言う人もいない。

「仕方ないね。」

そんな空気を感じながら、それぞれが次の行動に移っていきます。

……あまりにも潔い(笑)

翌日のフライトに変更となり、その日はもう一泊することになりました。

日本では大問題?パプアでは「仕方ないね」

もちろん、予定通りに進まないことは困ります。

特に、仕事や大切な予定がある人にとっては、決して笑って済ませられることばかりではないでしょう。

それでも、「飛ばないものは飛ばない」という現実を、みんながそのまま受け入れているように見えました。

そこには、日本との大きな違いを感じました。

日本では、「時間通り」「予定通り」であることが当たり前です。

電車は数分の遅れでもアナウンスされます。

仕事も、予定も、時間を守ることが前提で進んでいきます。

それは、日本の素晴らしいところでもあります。

正確で、便利で、安心して生活できる。

一方で、パプアニューギニアでは、予定通りにいかないこともあります。

というより、予定通りにいかないことを、ある程度受け入れながら生活しているようにも感じます。

日本が「予定通りに進めること」を大切にする国だとすれば、パプアは「予定通りにいかなかったら、そのとき考えよう」という国なのかもしれません(笑)

「予定通りじゃなくても、なんとかなる」

もちろん、これは単純にどちらが良い、悪いという話ではありません。

日本の正確さには、日本の良さがある。

パプアのゆるやかさにも、パプアの良さがある。

ただ、その両方を知ると、今まで自分が「当たり前」だと思っていたものが、少し揺らいでくるのが面白いです。

飛行機が飛ばない。

日本にいた頃の自分だったら、きっと「どうするんだろう」「予定が……」と焦っていたと思います。

でも、パプアでは、飛ばないものは仕方がない。

だったら、もう一日ここで過ごせばいい。

そんなふうに考える人たちを見ていると、少し肩の力が抜けるような気がしました。

「予定通りに進まなくても、意外と何とかなる。」

そんなことを、本赴任初日に教えてもらった気がします。

日本の「きっちり」と、パプアの「まあ、いいか」を、うまく使い分けられるようになれたらいいなと思います。

いきすぎた「きっちり」の世界と、ゆるゆるなパプア。

そのギャップに驚きながらも、少しずつこちらの時間の流れにも身を任せていきたいと思います。

とはいえ…

今度こそ飛びますように……!

果たして、無事に任地へたどり着くことができるのでしょうか(笑)

その続きは、また次回。

ルッキムユー!(またね!)

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