JICA海外協力隊の世界日記

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パラグアイ便り

2025/02/10 Mon

活動生活自然

「おびぱら便り」＃1 はじめまして！世界日記はじめます！

¡Hola! （スペイン語で「こんにちは」）。

2024年1次隊で8月末からパラグアイで家畜飼育・飼料作物隊員として活動している真下陸と佐藤天音です。

この日記では、私たちの活動や現地の生活についてお伝えしていきたいと思います！

「世界日記」を通じて、少しでも多くの人にパラグアイの魅力を発信出来たら良いなと思っています！！

初回は、私たちの活動の内容や自己紹介をしていきたいと思います。

【活動内容】

▷▷▷ 背景 ▷▷▷

私たちは北海道にある帯広畜産大学の在学生・卒業生で、「帯広-JICA協力隊連携事業」を通じてパラグアイに派遣されています。

この事業では、パラグアイの家畜の飼育管理や健康・衛生に関する技術を向上させ、酪農の発展を目指しています ^*1。

令和4年3月から大学が実施している、JICA草の根技術協力事業『パラグアイ酪農の持続可能な発展を目指すネットワークを活用した酪農家支援体制プロジェクト（PROMELE3）』と連携し、対象となる農協の獣医師たちとともに、酪農家の生計向上を目指して活動しています^*。

帯広畜産大学ホームページより（https://www.obihiro.ac.jp/jocv）

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▷▷▷ 具体的な活動 ▷▷▷

少し硬めの説明が続きましたが、現在、私たちはパラグアイ南東部のアルト・パラナ県とイタプア県の農協にそれぞれ所属しています。現地では、農協の獣医師と協力し、酪農家に対して搾乳衛生や繁殖管理、飼料管理に関するアドバイスを行っていきます。これらの取り組みを通じて、生乳の質を改善・生産量を増やすことで、最終的に酪農家の収益向上を目指しています。

【自己紹介】

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〇　真下　陸（ましも　りく）

▷▷▷ これまで ▷▷▷

帯広畜産大学博士後期課程在籍 → 1年次終了後、休学して協力隊に参加

大学での活動：

大学2年次までは、東京農業大学国際農業開発学科に在籍しており、長期休みに国内の農家さんのもとで農業実習をさせてもらったり、バイトで必死にお金を貯めて海外を飛び回ったりしていました。大学3年次には協力隊の短期隊員としてパラグアイで1カ月間活動しました。

また、大学3年～現在まで牛の栄養・繁殖に関する研究をしていて、これまで牛の出産に何度（150回以上...）も立ち会ってきました。人と一緒で牛の出産は母子ともにリスクを伴うので、子牛が健康に生まれてくるのをみると毎回のように感動していました。

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協力隊を志すきっかけ：

大学での講義や研究を通じて、畜産学に関する専門知識を身につけてきました。その過程で、「この知識を誰かの役に立つために活かすにはどうしたらいいのか？」と考えたときに、JICA海外協力隊の活動を通じて、開発途上国の農家のために役立てられればいいなと思い、応募に至りました。

【自己紹介】

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〇　佐藤　天音（さとう　あまね）

▷▷▷ これまで ▷▷▷

帯広畜産大学畜産科学課程を卒業後、新卒として協力隊に参加

大学での活動：

学生時代は農業経済学ユニットの国際色豊かな研究室に所属し、大学のチューター制度を通して留学生たちをサポートしながら交流を深めました。彼らとの出会いを経て、次第に「開発途上国の農業開発」に興味を持つようになり、大学4年次にはタイでの海外実習にも参加しました。また在学中は農家バイトに明け暮れ、特に「牛の搾乳バイト」にハマっていました。

北海道の冬はとても厳しいですが、一仕事終えた後に浴びる朝日や、農家さんが用意して下さる美味しい朝ごはんが大好きで…そんな素敵な農家さんとの出会いも、今の私の原動力となっています。

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協力隊を志すきっかけ：

高校時代のアメリカ短期留学をきっかけに、大学では「途上国」に行ってみたいという想いがありました。また入学後、たまたま同じ部活の先輩が短期隊員（真下さんと同期！）だったということもあり、経験談を聞いているうちに南米パラグアイに興味を持ち始めました。

しかし長期隊員となると2年間の長丁場。海外経験も畜産に関する専門知識も乏しい私にとって、この進路の選択は大きなチャレンジでした。しかし大学の先生方、友人や家族、お世話になった農家さんにも背中を押してもらい、こんな私でも大学での学びや搾乳経験を活かして何か役に立てるかもしれないと自分を鼓舞し、現在パラグアイにいます‼

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