JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

有機農業の授業を聴講

フィリピン食用作物・稲作栽培隊員のハギです。
ルソン島中部にあるフィルライス(農業省稲研究所)で
国の重要作物である稲作生産性向上の支援を行っています。
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3月にルソン島中部地方ザンバレス州にある
ラモン・マグサイサイ大統領記念大学ボトランキャンパス
稲作栽培隊員のハギ野菜栽培隊員のマリが訪問しました。

目的は学校見学とヨシ隊員の授業の聴講です。
ヨシ隊員野菜栽培隊員として大学で有機農業を教えています

ボトランキャンパスには農林学部があり、校内に演習林があり広大で坂の多いキャンパスです。

入り口から急な坂道が続き、高齢の私は息を切らして道を上がりました。
教室や施設を移動するたびに坂を登ったり下りたりでへとへとになりました。
私の所属先は平坦でよかったなと思いました。

印象的だったのは、すれ違う学生がヨシ隊員をみると笑顔で挨拶をしていました。
学生の中に溶け込んでいる雰囲気を感じました。

三人とも農業系隊員であるため、学生の卒業研究や研究農場では
興味が尽きずランチタイムが短くなりました。

午後はヨシ隊員の講義です。教室には畜産学専攻2年生の約40名が待っていました。
パワーポイントを使って有機農業の原理から応用まで分かりやすく説明していました。
学生からの質問に英語で回答していて、凄いなと感心しました。

カウンターパートさんや多くの優しい先生たちに囲まれて、
充実した活動をしていることが伺われました。

残り約10ヶ月となりましたが、素晴らしい成果を残すこと間違いなしですね。

【 ハギ/食用作物・稲作栽培 】

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