2025/08/26 Tue
人 小学校 文化 活動
算数大会開催!


Maayong hapon!
フィリピンの小学校教育隊員なほです^^
パナイ島イロイロ市にある小学校で、5年生と算数の勉強をしています。
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配属先の小学校では主に、計算に苦手意識をもつ子供たちの補習授業を担当しており、
その子供たちと勉強のまとめ&お楽しみ会となるCulminating Activity を行いました。
プログラムは5つ。
「計算競争」「算数ビンゴ」「KARUTA」「クイズビー」「計算リレー」
カウンターパートやスーパーバイザーの先生方のご協力のもと、
素敵な会が開催できました!


計算競争は、+−×÷の4部門を開催。それぞれ25問ずつ出題し、正答数と回答スピードを競います。
足し算部門で優勝した子は、47秒全問正解の記録を樹立!
本当に計算苦手だった…?と思わず疑ってしまいそうなほどの衝撃的な記録ですね。
続く算数ビンゴでも、「4 plus 6 equals…?」「10!」、「5 times 8 equals…?」「40!」
とテンポよく答えてくれました。
大きな盛り上がりを見せたKARUTAとクイズビー(Quiz Bee)。
KARUTAは補習授業でも何度も遊んできた、私の授業定番の遊び。
読み上げられた計算問題の答えが書いてある取り札をみんなで取り合います。
フィリピンにはカルタに近い遊びが存在せず、
導入当初はルールが分からず適当にカードを選んだり、
何度もカードを選びなおしてお手つきが続出したり、
隣の子と答えを確認しあってカードを譲り合ったり…と色々ありましたが、
この会ではパッと計算し、遊びを楽しめたようです。
クイズビーでは、チームに分かれ文章問題の正答数を競いました。どの演算を使うのか
悩んでいるチームも多かったですが、チーム内でたくさん相談しあいながらトライしていました。


最後のプログラムである、計算リレー。
走者は引いた紙に書かれている問題を解き、次の走者へとバトンタッチします。
順番を待つ子供達から自然と応援の声があがり、とても明るい雰囲気でした。
初めて授業をした10月。指を使ったり、タリー(tally)と呼ばれる棒を描いて
数えたりしながら答えを探していた子も少なくなかったです。
ですが、この大会では練習の積み重ねの成果が発揮され、暗算や筆算で答えを求める姿がたくさんありました!
チームで協力して回答する問題では、友達のくり下がりミスに気がつき教えあう姿も。
いきなり来た日本人の先生、たどたどしい英語での説明、
今までのフィリピノ授業スタイルとは異なる授業スタイル。
戸惑うことも多かっただろうに、最後まで授業についてきてくれて、
会を楽しんでくれた子供たちに感謝でいっぱいです!
ありがとう、6年生の学習も頑張ってね!
【 なほ/小学校教育 】
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