JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

町一番のお祭り~Ati-atihan Festival~

Ma Ayadayad nga hapon
(“マ アヤッドアヤッド ンガ ハポン” 任地のアクラノン語で、こんにちは。)

フィリピン防災・災害対策隊員のSakaです!
パナイ島 カリボ町役場で、防災・災害対策を行っています。
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皆さん、Ati-atihan Festival(アティアティハン フェスティバルというお祭り知ってますか?

写真①-1small.jpg

先住民「Ati People」を真似すると銘を打ったこのお祭りが、
1月の第3週目、朝から夜中まで1週間にも渡り行われるのです。

それは、町のマークにもなるほどで、フィリピン人が口を揃えて、

「Mother of All Philippines Festivals(フィリピンのお祭りの源流)」

とも言われる通り、町の人々の誇りにも繋がっていて、わが町を語るうえでは避けて通れないものです。

それもその通り、2017年には、1度は見るべき祭り 世界トップ300にも選ばれているようです。

起源は、1212年頃、教会の守護聖人サントニーニョ (幼きイエスキリスト像)を讃え、
先住民を祝い、平和を祈念するお祭りなのです。

独特なドラムや鉄琴のリズムにあわせ、靴裏を道路に擦り付ける音から、
「Sadsad」と呼ばれるリズムで、小学校単位や職場、個人サークル、はたまた町役場の私達まで
何百ものダンスチームが町中をパレードしながら練り歩くもので、
ハイライトは土・日に行われるコンテストとなります。

町全体が、終わるのが惜しいように、眠らずに
毎晩毎晩パレードやステージイベントが開催されることも私としては驚きなのですが、
なんと、お祭り中、学校関係もお休みになってしまうそう。
見てるだけじゃつまらない、参加してこそのAti-atihan Festivalだろうということなのかもしれません。

終わった今となれば、特徴的な耳に残るドラミングと町を彩るカラフルな衣装が懐かしく
寂しい気もするけれど、その終わりは来年のお祭りに向けてのスタートなのかもしれません。

同僚に「期間中どのぐらいの人が来るの?」と聞いたところ、

「A lot!!」

だそうです。笑

来年のAti-atihan Festivalをカリボで!

「Viva kay Señor Santo Niño & Ati-atihan Festival
(サント・ニーニョ & アティアティハン フェスティバル万歳)」

【 Saka/防災・災害対策 】

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