JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

ワークショップ in マニラ

Magandang Umaga
(“マガンダン ウマガ” タガログ語で、おはようございます。)

フィリピン防災・災害対策隊員のSakaです!
パナイ島 カリボ町役場で、防災・災害対策を行っています。
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マニラでの活動計画策定ワークショップへ参加しましたので、ご報告します!

JICAフィリピンでは、任地へ赴任後の3~4ヶ月の間に、

配属先の動向や課題・問題点などを抽出し、

今後の活動計画を作成するワークショップが実施されます。

この活動計画のメリットは以下のようなものになると思います。

・活動計画を基に、配属先とのコミュニケーションの円滑化が期待でき、共有のゴールを描きやすくなる
・定期的に活動内容を隊員、配属先、JICAがモニタリングでき、活動内容/評価が可視化出来る
・帰国までのロードマップ(工程表)となるものが作成出来る
・現隊員が帰国したとしても、配属先と後任隊員が赴任した場合の参考資料となり得る

このワークショップ、1.5日の日程で開催されるのですが、

ミリエンダとコミュニケーションを挟みながら、

最終日それぞれが活動計画を発表していきます。

基本的に隊員は1人で配属先に入り活動をしていて、

同期隊員としても、他の隊員の詳細な活動内容などを知る機会は

なかなかないというのが実情で、

「へぇ、こんな問題に直面してるんだ。」

「あ、それはうちにも共通するかも。」

「あのチーム、同じTシャツ着ててチームワーク良さそう」

など客観的に知るいい機会となりました。

と同時に、個人的に思ったことがあります。

「え、後1年しか時間ない?来年の3月帰国しないといけないの?」

年齢を重ねると、時間があっという間に過ぎてしまうあの感覚なんなのでしょう。

何が出来るかと日々悩むことも、上手くいかなくって下を向いて家に帰ることもあるけれど、

世界を変えるきっかけはずっと自分の手元にあると思う。

また、異国で暮らす隊員を見守ってくれる人々がいることも忘れてはいけないなと改めて思う。

「Hinaut unta nga maadlaw ugma

(パナイ島 南部 イロイロ地方の言葉で、明日晴れるといいな)」

【 Saka/防災・災害対策 】

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