JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

フィリピンの乗り物 ~パーラ ポ!~

Magandang hapon(“マガンダン ハポン” タガログ語で、みなさん、こんにちは)

フィリピン防災・災害対策隊員のSakaです!
パナイ島 カリボ町役場で、防災・災害対策を行います。
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今回、フィリピンの乗り物をご紹介します。

フィリピンでは、様々な乗り物が道路を行き来しております。

私達、海外協力隊員が主に使用するものとして、日本と同様のメーター式タクシーの他にも、

東南アジアでトックトックと呼ばれる三輪車や、バイクの右側に人が乗れるトライシクルと呼ばれる乗り物もあります。

1台のトライシクルに、5~6人乗ることもあって、さらにトライシクルの屋根に人が乗って走っていることもあるとか?

フィリピンで最も目を引く乗り物としては、やはりJeepney(ジープニー)だと思います。

第2次世界大戦後に、アメリカ軍が残していった軍用の4WDのジープの後ろに、ベンチのような横長のシートを付けていて、

全長約5メートル、最大20名程度が乗車出来るようです。

余談ですが、私が見せてもらったジープニーにはMITSUBISHIのディーゼルエンジンが使われていました。さすが、日本!

フィリピン人の日常の足として使われているジープニーは、フロントガラスや車体の側面に行き先が書かれていて、

2024年10月現在13ペソ(日本円で約32円)で、乗車可能です。

乗車し、お金を払った後は、その走行ルート上ではどこでも下車できるもので、

下車するときは、「パーラもしくはパーラ ポ」と運転手に声をかけると止まってくれる乗り物です。

近い将来、このフィリピンの乗り物の代名詞と言えるジープニーも環境問題等の理由で見れなくなるかもしれません。

ぜひ、フィリピンにお越しの際は、記念に乗車して「パーラ!(止めて)」と叫んでみては。

「Salamat Po(“サラマット ポ” タガログ語で、ありがとうございました)!」

【 Saka/防災・災害対策 】

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