JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

私の天敵「Lamok(蚊)」

フィリピン栄養士隊員のうっちーです。
ボホール島ロアイ町にある地域保健事務所で子どもの栄養改善を行います。
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今日は私の天敵、蚊(Lamok)についてお話ししたいと思います。

もともと、蚊に刺されると赤く腫れてしまう体質の私は、日本にいる頃から

虫刺されの薬を携行していました。(赴任前の二本松訓練所でも、使っていました。)

▼私の相棒、こちらの虫刺され薬▼

任地に、赴任して4ヶ月。

大ピンチです!あともう少しで無くなりそうです!!

とは言っても、日本にいる頃から使っていたものなので、

4ヶ月で1本使い切った訳ではないです。

ただ今までの経験で、液体の虫刺され薬を使い切るということがなかったので非常に驚いています

私の任地は、海辺に位置する自然豊かな田舎町なので、家にも職場にもたくさん蚊がいます。

外で洗濯や食器洗いをしているとすぐ、蚊に刺されてしまいます。

そのため、蚊取り線香や下のような虫避け剤↓を使用しています。

OFFは白いクリーム状(写真左)で、 Human-nature製のものはオイル状(写真右)です。

暑い国なのでクリーム状やオイル状のものを塗った後に外出して、

汗をかくとあまり心地が良いとは言えません。ただ、虫避け効果はあるので

使わないよりは使った方が良いと思います。

後は、液体虫刺され薬の代わりになるものも、探しました。

写真5.jpg

こちらもオイル状のもので、メントールを含むので塗った後に、程よい清涼感が感じられます。

虫刺されだけでなく筋肉痛、頭痛を和らげる効果もあります。

とは言っても、塗布した後にベタベタしない日本から持ってきた

液体の虫刺され薬が一番扱いやすいと思います。

フィリピン赴任時にひとつしか持ってこなかったので、

先月赴任した新規隊員さんが日本にいる間にコンタクトを取り、

「ムヒをひとつ日本から持ってきて欲しい」とお願いし、持ってきてもらいました。

本当にありがとうございました!!

私は、虫刺されを数時間放置してしまうと、赤く腫れてしまい、

その後数日間、痒みと痛みと闘うことになります。

そうなると液体の塗り薬では対処出来ず、ステロイド剤を塗って症状を緩和するしかありません。

(私の場合、)蚊に刺されてすぐ、液体薬を5〜10分おきに塗り直すことを

繰り返すと赤く腫れることを抑えられます。

これらは、蚊に刺される回数が増えることですぐに痒くなる即時型反応と、

後からかゆみが感じる遅延型反応がどちらも起きているのです。

※20代から60代までの方に起きる症状ようです。ただし個人差があります。

蚊に刺されることで、デング熱やマラリアにかかるリスクがあります。

田舎町の任地では、今まで経験したことない虫刺されと闘うことも想定して

日本からは、ステロイド入りの塗り薬と液体虫刺され薬を持参することをお勧めします。

Katol!カトール!(セブアノ語で かゆい!)
※渦巻状の蚊取り線香もKatolと呼ばれています。

【 うっちー/栄養士 】

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