JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

フィリピンの『マンゴー』が好きです!

フィリピン野菜栽培隊員のヨシです。
ザンバレス州ボトラン市の大学で、農業を教えています。
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突然ですが、皆さんはフィリピンザンバレス州をご存じでしょうか?
フィリピンと言えば、首都マニラをはじめ、セブ島やボホール島などが有名で、
旅行ガイドでもたくさんの名所、名産品が紹介されています。
一方で、ボクの任地であるザンバレス州にページを割かれることはあまりありません。

そこで、今回はザンバレス州の名産品である『マンゴー』について紹介します!

マンゴーはフィリピンを代表するフルーツの一つで、国内でたくさん栽培されています。

マンゴーの品種はたくさんあり、日本でお馴染みの果皮が赤く甘みの強い
アップルマンゴー(アーウィン種)をはじめ、ピーチマンゴー、
メキシコマンゴー(ケント種)、タイマンゴー(ナンドクマイ)などがあるようです。
マンゴーの見た目や生産地が名前に利用されることが多いですね。

そして、フィリピンの代表的な品種はペリカンマンゴー(ガラパオ種)です。
任地では、それに加えアジアンマンゴー、グリーンマンゴーと呼ばれるものもあります。

果皮が”緑色”の状態で収穫され、そのまま料理に利用されることもあれば、
“黄色”になるまで追熟させて食べるなど、食べ方も色々です。
熟す前は酸味が強く、触感も固めですが、熟した後は甘みも増え、柔らかい触感を味わえます。

ザンバレス州では、マンゴーは12月下旬から流通し始め、2~5月の乾季にかけて旬、最盛期を迎えます。
それにちなみ、ザンバレス州の州都Iba(イバ)では5月にマンゴーフェスティバルも開催されています。

ところで、マンゴーはタガログ語で”Mangga(マンガ)”と言います。
発音は”漫画”と全く一緒です。

フィリピンでは日本のアニメや漫画が人気で、「どんな”漫画”が好きですか?」
と聞かれることがよくあります。

皆さんもフィリピンの方に聞かれた際には、
”フィリピンの『マンゴー』が好きです!”
と答えてみるのもいいかもしれませんね。

【 ヨシ/野菜栽培 】

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