JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

マニラの"ジプニー"とは一味違う?セブの"ジープ"事情

フィリピン野菜栽培隊員のHaloです。
セブ島の市役所で、有機農業の普及活動を行っています。
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フィリピンでの移動といえば、やっぱりジプニー。

ですが、セブでは「ジプニー」ではなく「ジープ」と呼ぶ人も多いのが特徴です。

さらに、ルソン島(マニラ周辺)でよく見かけるジプニーと比べて、
セブのジープは一回り小ぶりのものが主流です。

各車体の上部には「03A」や「25」など、数字やアルファベットで路線が表示されており、
これが経路の目印になります。さらに、車体の側面には、どことどこを結ぶ路線かがペイントされており、
フロントガラスには現在向かっている方面の札がかかっています。

Google MapsやWebページでも一応ルートは確認できますが、あまり正確ではないのが現状。
初めて乗る路線は、地元の人に聞くのが一番確実です。

乗車方法はジプニーストップやターミナルもありますが、基本的には道端で手を挙げれば止まってくれます。

乗車の際には車体後部から乗り込み、
「クヤ、プリーズ ナオッグ コ 〇〇 (〇〇で降ります)」と運転手さんに行先を伝えます。

初乗り運賃は13ペソ(2025年8月現在)からですが、
15ペソ渡してもお釣りはあまり返ってきません(たぶん文化です)。

運賃は隣の乗客にリレー方式で渡すときは「パリホグ(お願いします)」、
運転手さんに直接渡すときは「プリテ(運賃です)」と言って支払います。
降りるときは「ルガーラン(ここで降ります)」と声をかけると
歩道側に車を寄せてくれて降りることができます。

一般的なジープの他にもクーラーの効いたバスタイプのものもあります。

走行中にも関わらず、乗降ドア付近で乗務員さんが体を乗り出して呼び込みをしている光景もよく見かけます。

ちなみに同じ路線番号でもたまに運転手さんに
「そっちまで行かないから近くの別の場所で降りて」と言われることも。

私はまだ毎日ドキドキしながらジープに乗っていますが、
いつか慣れて、もっと自由にセブのいろんな場所を巡れるようになりたいです。

【 Halo/野菜栽培 】

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