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こんにちは、2024年度2次隊の尾﨑です。

今回はセントルシアの読書月間についてお話します。こちらの小学校では5月がReading Month として設定されています。読書を促す1ヶ月で取り組みは学校によって様々です。先生が読み聞かせをしたり、子どもたちがおすすめの本を紹介したりと本への興味が広がる工夫を凝らしています。先日、日本でも有名な「はらぺこあおむし」の英語版の絵本を見つけて懐かしい気持ちになりました。ちなみにセントルシアの隊員はJICA支所に多くの本が収められている本棚を利用できるので、私も愛用しています。

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私が所属する教育事務所では、５歳児の幼児クラス向けの読書イベントを開催しました。会議室を読み聞かせ仕様に飾り付け、各小学校から代表の子供が数人ずつ事務所に集まりました。順番に各自が準備してきた絵本を前に出て他の友達に読み聞かせていきます。読み終わると同伴の担任の先生から本に関する質問が１つずつ問われ、答えることができると、後ろで見ていた保護者が拍手で見守っていました。

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一通り読み終わると子供たちには参加賞のメダルが贈られ、嬉しそうな表情を浮かべていました。日本の学校でも朝の読書タイムがあったり、低学年では国語の授業に読書の時間が盛り込まれていたりします。こちらの学校は日本のように書籍数が充実した図書館を見かけることはあまりありませんが、限られた本でも興味関心を向けるための取り組みがなされているのだと気づくことができました。