2026/08/25 Tue
現地生活
KAZのつれづれ「サンホセへの道」

"Do you know the way to San Jose" 邦題「サンホセへの道」
はDionne Warwickの1968年のヒット曲
バートバカラックの曲で私の
お気に入りの曲でもある。
アメリカ・ハリウッドのある大都会ロサンゼルスに
夢を求めて出て行ったサンホセ生まれの女の子
疲れてしまい、あきらめて生まれ故郷に帰っていく
そんな物語
夢破れ、向かう故郷ってどこだろう。
邦題「サンホセへの道」と聞くと
コスタリカの首都 サンホセかな?
って思ってしまうけど。
原題は、
"Do you know the way to San Jose"
サンノゼと発音する
米国の都市
San Joseは、
シリコンバレーのことである。
彼女が心を休めに帰る
心の故郷はもう田舎町ではない。
起業家たちが夢をみて
一旗揚げようと夢見る大都会
シリコンバレー
米国統計では
ここでの起業家成功確率は10%
5年間の生存確率は40~50%
優勝劣敗の競争が行われる大都会
そして、
敗れたものはここを去ることになる。

私の大家さんは、
建築家であるご主人との間に
4人の子供を授かり、
そして、そのうち、
3人が米国で暮らしている。
一人はセントルシアで美容院を開業し
私の住む借家の2階で大家さんと
一緒に暮らしている。
連休ともなれば、
米国に渡った家族が戻ってきて
私の2階がにぎやかになる。
隊員の話を聞いていると
米国などの他国で暮らす家族が
連休になると帰ってくる
という話はよく聞く。
ここセントルシアは
日本の淡路島くらいの
大きさのカリブ海にある
島国
高校生までを
この島で暮らし
大学への進学者は海外留学
という一般的な
パターンであり
米国に行く人も
キューバなどのカリブ諸国に
留学する人も多く見かける。
日本でいえば
奄美大島出身者が九州の大学へ
淡路島出身者が関西の大学へ
それぞれ進学するような
そんなイメージである。

そして、
大学へ進学後
彼らは故郷セントルシアへ
帰ってくるのだろうか?
セントルシアの雇用状況は
決して良くはない。
主な産業は
観光と農業といっても
観光はクルーズ船が来航する
乾季の季節が稼ぎ時
農業は日本のように
中小の兼業農家が中心
日本の地方が抱えるような
悩みがここセントルシアにもある。
セントルシアもこれからは
人口減少社会に転落していく。
私も日本にいるときは
この国の雇用と現金収入増加に
役立つ何かが出来ないものかと
考えたがとても難しい課題である。
ここセントルシアが再び帰れる
故郷になりうるか?
「サンホセへの道」を聞かれ
誰かが答えてくれるだろうか?
そんなことを
ふと考えてしまう。
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