2026/01/07 Wed
食べ物
KAZのつれづれ「カレーの話」
カレーはセントルシアの隠れた国民食。
セントルシアでは奴隷制が廃止された後、インドから年季奉公でセントルシアに来たインド人がセントルシアにカレーをもたらしたと聞く。
セントルシアでは日本にあるような固形のルーやレトルト食品などインスタント食品がない。隊員の話によれば固形のカレーの素は見たことがあると聞くが私は見たことはない。
現地の語学の先生の話では、「セントルシアではゆっくり時間が流れているので、インスタントのカレーは必要ないし、販売していない」と語っていたが、そうだろうか。
セントルシアではカップヌードルもインスタントラーメンも売っている。
この国はインディカ米、ジャスミンライス、ほとんどが粘り気の無いコメが主流。
小麦粉でとろみをつけたインスタントカレーは米にマッチしないのかも知れない。
スパイスカレーの作り方はさまざまだが、私はターメリック、クミン、コリアンダー、カインペッパーの4つのスパイスと塩で作る。
先輩隊員からもらったSBの赤缶のカレーパウダーを少し入れたり、醤油を入れて見たりするけど基本は4つのスパイス。
スパイスの配分はほぼ同量が原則だが、コリアンダーとカインペッパーは少しだけ控えめにしている。
セントルシアではカレーと言えば一般にチキンカレーである。 私も昼の弁当にはチキンカレーにしている。普段の食事にはコスパの良い鶏肉がベストではないか。
セントルシアでマトン 羊の肉も売っているが、特別な日にはゴート肉 山羊の肉を使う。一度だけゴートカレーを作ってみたが、においもなくすごく使いやすい。
さて、鶏肉に話を戻すと手前はスーパーマーケットで買ってきた骨付きの鶏肉。 骨付き鶏肉をばらして、皮と骨は煮だしてスープを取るために鍋の中へ、骨を取って食べやすくした鶏肉はスパイスと混ぜて油で炒め鍋で煮る。 職場で食べるお弁当には骨無しの方がいいと思う。
具材は鶏肉と人参だけ。スパイスと米は常備してあるから、鶏肉と人参だけ買ってきてカレーを5食分作り冷凍している。
カレーのルーは定番のみじん切りの玉ねぎ、にんにく、しょうがを炒めて作るが、料理レシピでは「玉ねぎをきつね色になるまで炒めましょう」という。
、が・・・そんなことはやってられない。鍋に油をひいて、玉ねぎ、にんにく、しょうがを入れて、20分間超弱火で放置する。 20分経過するとさすがに焦げ付くのでかき回す。次は10分、5分とかき回す間隔を短くしていく。弱火で放置が基本である。
玉ねぎが炒め終わったらトマトを入れる。生のトマトでもいいし、缶詰、瓶詰でもいい。私はトマトが無い時はケチャップを入れて代用している。 トマトを入れると水分が出るので、水分を飛ばすまで弱火で火にかけて放置。 炒め終わったら4つのスパイスと塩を加えてカレーのルーが完成。 あとは、スパイスと小麦粉をまぶして鶏肉を炒め、にんじんと一緒に煮込む。
まあまあ時間はかかるが、こんな風にスパイスカレーを作っている。 チキンカレーをしてセントルシアンカレーを名乗るのはおこがましいが、ゴートカレーであればひょっとして名乗れるかもしれない。日本ではまず食べれない特別な体験である。
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