2026/06/27 Sat
協力隊員
KAZのつれづれ「協力隊員の医療事情」

JICA海外協力隊の派遣期間は2年間。
協力隊員の医療事情について少しだけお話したい。
まず、現地で病気や受傷した場合、
通常はJICAの指定する病院で受診し、受診費用を自己負担する。
日本のように健康保険制度が充実していない国では医療費が高い。
後日、JICAの共済会に保険求償すれば保険金で医療費を賄うことが出来るが、
私などはそれも面倒に思ってしまう。
私の場合は、市販薬と処方薬を
ある程度、出国前に準備して任国に持ち込んだ。
市販薬で準備したのは、風邪薬、目薬、虫刺され予防スプレー、乗り物酔い防止薬、便秘薬などである。
懇意にしている医師にお願いして処方してもらったのが、
タケプロンなどの胃酸の分泌を緩和する薬、
アレグラなどの抗アレルギー剤、
そして蚊による感染症が懸念される国なので
カロナール 解熱鎮痛剤を準備した。
大量の医薬品の持ち込みについて
入国審査で問われた場合を想定して英文の診断書も書いてもらった。
日本では医薬品の処方は最大3か月分までである。
しかも、現在の症状に対する処方であって
長期の海外渡航にあたり医薬品を事前に準備するという
建付けにはなっていない。
時間をかけて医薬品を少しづつ集める必要がある。

JICA海外協力隊の派遣期間は2年間である。
そうこうするうちに
日本から持参した薬も底をつくことになる。
そうなれば、現地で調達しなければならない。
主治医に相談したら
医療費の高い諸外国では
逆に処方箋無しで購入できる医薬品の種類も多いと聞く。
さてさて、どうやって購入すればよいものやら。
JICAの健康管理員に相談する隊員も多い。
私の場合はAIでいつも購入している薬の成分名を調べて、
成分を処方箋薬局の窓口で申し出る。
薬剤師の人がその成分の含まれる薬を出してくれる。
セントルシアで1年を過ごした私はそろそろ日本から持参した薬が底をつき始めた。

写真の一番目
Anti-Ichi cream
これは虫刺されの後に付ける治療薬である。
日本で虫刺され薬と呼んでいるもの。
セントルシアでは大手スーパーマーケットの
棚から手に取ってレジに持っていけば購入できる。
写真の二番目
Gentle Laxative 便秘の薬である。
Laxativeの前にわざわざGentleがついている。
これは、下剤という意味である。
私は調剤薬局で購入したが、
スーパーマーケットの棚にも置いてあることをあとで知った。
写真の三番目
Loratadine
これは、抗アレルギー剤である。
アレグラと同じ成分のものを探した結果、
この成分が該当すると知った。
抗アレルギー剤は調剤薬局で購入した。
スーパーの棚にあるのか、窓口で薬剤師から購入するのか、
まずはこのあたりから迷うことになる。
海外での医薬品購入はまずは成分を調べて、
窓口で成分を申し出ると購入できる。
どうやら、これがポイントらしい。
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