JICA海外協力隊の世界日記

セントルシア便り

Ozzie Note42 ついに優勝!スチールパン大会PANORAMA

4.jpegこんにちは、2024年度2次隊の尾﨑です。

今回は先日行われた私にとって2度目のスチールパン大会について紹介します。私が所属しているバンド、Courts Babonneau Steel Orchestra は今年のスチールパン大会Panorama Competition でついに念願の優勝を果たしました。

昨年は惜しくも準優勝で終わり、今年こそは優勝を!とチームのメンバーたちはとても意気込んでいました。私は来年の1月で任期満了となるため毎年7月に行われるこの大会への出場は今年が最後になります。結果はどうあれ、悔いのないように演奏できればと思っていました。

3.jpeg今年演奏した曲は「Hilary」という2000年代を代表するソカの曲で、Rootsyというカリプソ界を代表するアーティストが作曲した曲です。2000年代に青春を過ごしたルシアンはみんな口ずさめる曲で、3月からずっとこの曲を練習していた私は職場でもつい鼻歌でこの曲を歌ってしまっていると、同僚たちも「この曲知っているの!?」と、日本人が現地の伝統音楽を楽しんでいることが嬉しい様子でした。

今年はこの曲を私のチームのリーダーであるアリソンさんがハイテンポで壮大にアレンジして演奏しました。大会当日になって驚いたのが、昨年優勝の競合ライバルチームも全く同じ曲をアレンジして勝負曲として当ててきたことです。観客の間では、同じ曲を違うアレンジで演奏する優勝候補の2チームのどちらが勝つか?!と盛り上がっていました。YouTubeにライブ配信されていた動画が残っているので是非聴き比べてみてほしいです。

https://youtu.be/gGh6fAzNoXc?si=E06EftmhgO2HaRgp

原曲 ”Hilary”

11.jpeg昨年に引き続きベースパートを担当し、楽譜が読めるメンバーの1人である私はアリソンさんから楽譜データを受け取り、同じベースパートのメンバーたちに音を教えていく役割も任せてもらいました。昨年は何もかも初めての経験で本番までがむしゃらに練習していましたが、今年は少し自分の成長を感じることができました。

2年目ともなると同じパートのメンバーとは昨年より距離感も近くなり、練習で顔を合わせるたびにグータッチで挨拶していました。どんな楽器でも一緒に演奏する仲間と気持ちが通じ合っていると合奏はより楽しくなるものです。当日はステージ上でアイコンタクトをお互いに交わしながら最後まで楽しんで演奏することができました。

この貴重な経験は昨年の私自身が、なんとかこのカリブの地で伝統楽器を学べないかと、1人で80人規模のこのバンドを訪ねたところから始まりました。この勇気を出した一歩が協力隊としてのかけがえのない経験に繋がりました。JICA海外協力隊に応募して、セントルシアに来られて本当によかったと感じられる瞬間でした。一緒に演奏できた仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

https://www.youtube.com/live/E3Kd3Yh-NYA?si=WghbLceetY3kzBbV

YouTube 1:57:00〜 演奏はここから!

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