JICA海外協力隊の世界日記

サモア便り

派遣先初日の新鮮な驚き

サモア日本語教育隊員のMariです。サモア国立大学で日本語を教えます。

この日は大学新学期の初日、私にとっても初出勤の日でした。

打ち合わせで、英語・外国語学科長のペニーナ先生が「この大学では『JAPAN』をたくさん見るのだから、学生が日本語を勉強するのは当然です」と言います。

打ち合わせ後、大学を案内してもらったときに、私が目にしたものは…

構内中央にあるファレ(集会場)。卒業式など様々な式典が行われます。そのファレの前に

"The project for upgrading of the National University of Samoa. Grant aid by the government of Japan. As a token of friendship and cooperation between Japan and Western Samoa"

と書いてある碑がありました。

図書室や講師控室、教室など様々なところにも『JAPAN』のステッカーが貼ってあります。

もちろん、この大学の設立に日本の援助が入っていることは、資料を読むなど赴任前から知識としては知っていました。ただ、実際に大学に足を踏み入れこれらの『JAPAN』を目にしたとき、改めて日本の海外支援の現実を見た思いでした。JICAで活動する機会がなければきっと一生知らない世界でした。

これからここで、美しい風景・時間の流れ方の違い・伝統を守る人々の暮らしなどいろいろ驚かされることがあると思います。太平洋の小さな島国サモアに赴任して1週間、『JAPANに驚かされるとは思ってもみないことでした。【 Mari/日本語教育隊員 】

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