JICA海外協力隊の世界日記

サモア便り

防災・災害対策 サモアに着任しました

Talofa lava!(サモア語で「こんにちは」)

はじめまして。2026年8月にサモアへ着任した、JICA海外協力隊の防災・災害対策隊員ジェイと申します。これから、南太平洋の島国サモアでの活動や暮らしの様子をお伝えしていきます。

配属先は、首都アピアにあるサモア消防局(Samoa Fire and Emergency Services Authority/FESA)です。火を消す部隊とは別に、私は「火事を起こさせない」ための火災予防・啓発を担当します。学校や村を回り、子どもたちや地域の人たちに、火の安全な使い方や逃げ方を伝えていく仕事です。

ここに来て驚いたことのひとつが、日本とのつながりの深さです。サモアの消防車や救急車は、日本から寄贈された中古車両が多く使われています。日本で役目を終えた車両が、サモアでは今も第一線で活躍しているのです。資機材にも日本製のものが数多くあります。さらに、日本の消防学校で訓練を受けた隊員も数名おり、日本の消防技術や知識を持つ仲間が少なくありません。みんな日本の消防に関心があるようで、道具の使い方や操作方法について、たくさんの質問を受けました。

そして何より心に残っているのは、サモアの人たちの温かさです。職場の同僚は、まるで家族のように私を仲間に迎え入れてくれます。上下関係を大切にするところなど、日本と似た一面もあり、どこか親しみを感じます。

食べ物も楽しみのひとつです。ココナッツミルクとココアとお米を甘く煮込んだ、お粥のような優しい味のココアライサをいただきました。体にじんわりしみわたる、ほっとする味でした。 週に2回は、同僚たちと一緒に山で体力トレーニングに励んでいます。仲間と汗を流す時間は、体力づくりだけでなく、お互いの距離を縮める大切な時間にもなっています。 まずは、サモアの温かさや文化に少しでも早く溶け込みながら、子どもたちに火の大切さと怖さを楽しく伝えられるよう、自分にできることを探していきます。これから、サモアでの日々をお届けしますので、どうぞよろしくお願いします。 Fa'afetai!(ありがとうございました)

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