2026/06/15 Mon
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ピーナッツを求めて

こんにちは、2024年度2次隊の古澤と申します。
セネガルは強い日差しが照り付ける季節、私は毎日「暑すぎる・・」と言いながら過ごしています。日本はどうでしょうか。
暑いセネガル、実は落花生(ピーナッツ)の栽培が盛んです。
猛暑の中でもついつい買いにでかけてしまう私のお気に入りの軽食でもあります。
落花生(ピーナッツ)はウォロフ語で、
「ゲルテ」
といいます。
セネガルでゲルテは非常に身近な存在で、都市のスーパーマーケットに行かなくても近くのブティック(小売店)や路上販売で購入することができます。
写真のゲルテは、一袋50fcfa(約14円)!
絶妙な塩加減で炒っているのでカリッとしていてとてもおいしいです。私は一度にたくさん購入して家にストックしています。
セネガルに来てからゲルテの虜になっている私。今日はそんなゲルテにまつわる体験談をご紹介させてください。
いつものようにゲルテを買いに行くため活動先から帰っていた日のことです。
「ゲルテあるよ!」「一緒に行こう!」
と前から歩いてきた子どもたちが私に声をかけてくれました。
(なんで私がゲルテ好きなことを知っているんだ!?)
と思いつつも案内してくれるようなので、ついていくことにしました。
「今日は何してたの?」「学校では何を勉強してるの?」
そんな会話をしながら歩くこと数分、
「ここだよ!」とゲルテが売っている建物の前に到着しましたが、何かがおかしい。
ゲルテはどこにも見当たりません。
それどころかなにやら騒がしい様子です。
私がポカンとしている間に、近くにいた男性が私に気づいて椅子を用意してくれました。
(ゲルテを買いに来ただけなのにおもてなしが過ぎないか!?)
と思いつつも椅子に座ってありがたく休憩。
少し辺りを見回すと、近くに友人を見つけたので聞いてみました。
「ここでゲルテが買えるの?」
「え、なんのこと?」
「さっき子どもたちがここにゲルテがあるって教えてくれて買いに来たよ。」
一呼吸置いた後、彼は笑いながら言いました。
「ゲルテじゃないよ、ゲンテだよ!ゲンテ知ってる?」
「ゲルテじゃなくて【ゲンテ】!???あっ・・・!」
そこで私は全てを理解しました。
子どもたちは「ゲルテ(落花生)あるよ」ではなく「ゲンテ(命名式)あるよ」と教えてくれたようです。
ゲンテはセネガルで赤ちゃんが生まれたときに行うお祝い行事のことです。家族や友人、近所の人、遠くに住んでいる親戚も集まって、赤ちゃんの誕生を祝うセネガルの大切な文化です。
まさかの勘違いから他人の命名式に潜入してしまった私、帰宅しようかと思いました。
が、「座って!座りなよ!もうすぐご飯くるから!!」
とテランガ(おもてなし)文化が根付いているセネガル。
私まで豪華なお食事をごちそうになり、一緒にお祝いさせていただき、その後のダンスの時間まで楽しませていただきました。
一文字の聞き間違いが生んだまさかの出来事。
招待されていないのにあたたかく歓迎してくれるセネガル人のテランガ精神を存分に受けて、ゲルテを買わなくていいぐらい(笑)、心もお腹もいっぱいとなった一日でした。
日本では各地で梅雨が始まっていると思います。体調に気を付けてお過ごしくださいませ。
お読みいただきありがとうございました。

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