2026/10/30 Fri
人 活動 生活
道路環境の発展に合わせて実施した『交通安全教室』

(写真:町の子ども達と横断歩道の渡り方を実践練習中)
私の任地であるソロモン諸島ニュージョージア島に位置するウエスタン州ノロ町の交通事情とともに、道路環境の発展に合わせて現地警察と合同で実施した小学生対象の『交通安全教室』についてご紹介させていただきます。
まずは、任地ノロ町の交通事情についてですが、私がこの町に赴任してきた昨年5月ころの道路環境は、現在とは全く異なりアスファルト舗装された道は少なく、道路標示や標識なども一切ありませんでした。
また、通行している車両のほとんどが整備不良であり、スピード規制なども緩いことから、交通事故が頻発しているような状況でした。

(写真:2025年8月アスファルト舗装中の道路)
(写真:2026年1月道路標識・表示等が設置された道路)
上記写真の通り、町の道路環境は数か月という短い間に物凄いスピードで発展していきました。
土でできた道路がアスファルト舗装され、さらには道路標示や標識、ガードレールやバス停なども新しく設置されました。
しかし、現地の方たちは町の目まぐるしい変化に理解が追い付いておらず、ほとんどの人は、新しい道路標示や標識の意味を理解できていませんでした。子ども達も、新しく設置された横断歩道を何かの「模様」や「デザイン」だと認識するだけで、意味を全く理解しておらず、正しく使われていないという状況でした。
また、昨年には小学校低学年の児童の飛び出しが原因による死亡事故が発生した事実もあったことから、子ども達に対する交通安全教育が重要だと感じ、現地ソロモン警察交通課の警察官2名及び道路工事会社(中国やフィリピン系の会社)の方2名に協力を求め、合同で町の小学校を巡回し交通安全教室を実施することになりました。

(写真:全校集会にて現地ソロモン警察交通課の方が話している様子)
各学校の先生方が協力してくれたことで、全校集会にて時間を設けていただき多くの子ども達を対象とした交通安全教室を実施することができました。
子どもたちは警察官のお話を真剣な表情で聞き、実際の横断歩道での実践練習にも熱心に取り組んでくれました。
今回学んだ正しい横断歩道の渡り方や交通ルールの大切さを今後も忘れることなく、子どもたちが自分で自分の身を守る行動をとることで、1つでも多くの命が救われるようにと願っております。そして、こうした交通安全啓発活動を通じて、この町から交通事故を一件でも多く未然に防ぐことができればと考えています。
私がこの町で活動ができる残り5か月という期間、急成長しているこの町と同じように私自身もこの町で暮らす方々と一緒に沢山成長していきたいなぁと思っております☆
SHARE





