2026/09/10 Thu
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田中先生のソロモン通信#4【便利ではないけれど心落ち着く生活~本当の自然の中での暮らしとは~】

(写真:放牧されている子豚)
1.野性的な動物たち
ここで出会う動物たちは迫力満点です。まずは飼い犬の「ブカ」。到着するとすぐに駆け寄り歓迎してくれました。暇になると「遊ぼう!」とアピールしてきます。時間をもてあました時は、鶏を真剣に追いかけ、鶏が屋根まで飛び上がり、そこで追いかけっこは終わります。
現地語で「ココラッコ」は鶏。ソロモン諸島では空飛ぶ足も速い筋肉ムキムキのアスリートのようです。
ジャングルを歩けば「ピグピグ」と呼ばれる子豚が突然登場。鼻で土を掘り返しながらミミズ探しに夢中で、その姿がなんともキュートです。
暇な時間はつい会いに行ってしまいました。
夜になると部屋でヤモリが「キュッキュー」と鳴きながら蚊を退治。日本の鈴虫やコオロギの声が恋しくなるけれど、ここではこれが自然のBGMです。
食事中に押し寄せるハエの大群もなぜか慣れてしまう不思議。
最後の日にはスコールの雨とともにカエルが乱入――自然のサプライズは止まりません。

(写真:ココナッツジュースを飲む筆者)
2.自然の中の日常
朝5時に起きて朝食の準備をしてくれます。昼からは夕食の準備。火を絶やさないようにココナッツの皮を燃やし続けると、煙が天然の蚊取り線香に。
食卓には畑の野菜、ジャングルのフルーツ、海の魚、そしてココナッツミルク入りライス。さつまいもの甘みは格別。
喉が渇いたときに飲むココナッツの水は最高のご褒美。
まるで「自然のカフェメニュー」が毎日並んでいるようでした。

(写真:雨水タンク)
3.やさしい雨水での生活
皿洗いは雨水タンクの水。
雨が降れば「そのまま置いておいて」と言われ、自然が食器を洗ってくれる。
シャワーは雨水のバケツ。水が切れればその都度水汲みをしなければならない。
けれどその雨水は肌にやさしく、心まで洗われるようです。
夜は電気がなく、太陽とともに眠り、太陽とともに起きる。
時間がゆっくり流れていく感覚は、日本では味わえない贅沢なリズムで特別なものでした。
ここでは「不便さ」さえも、心がときめく体験になっていました。
(2026-1次隊 体育 北海道出身 田中 眞)
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