2026/04/28 Tue
環境
一歩ずつ、未来へつながるごみの話

〜ソロモン諸島国立大学で始まった環境への挑戦〜
ソロモン諸島・ホニアラにあるソロモン諸島国立大学(SINU)の観光学部で、新たなごみ管理プロジェクトがスタートしました。 学生や教職員の間で環境への意識を高め、持続可能な取り組みを根付かせることが目的です。
私は市役所の環境衛生課の立場から、現地の先生方と一緒にこの活動に関わりました。
2週間にわたり、ホニアラが抱えるごみ問題や関連する法律、そして「観光とごみ管理のつながり」をテーマに、啓発授業や実践的なワークショップを実施しました。

授業で実施したカードアクティビティでは、ホニアラ市内でのごみ分別と、Reduce(減らす)・Reuse(繰り返し使う)・Recycle(再利用する)という3Rの考え方を軸に、身近な行動からできることを一緒に考えました。 グループワークや体験型の活動を通して、学生たちはとても積極的に意見を出してくれ、教室には笑顔と活気があふれていました。
この2週間で、学生・教職員あわせて283名が参加。 「観光地として美しい環境を守ることが、自分たちの将来につながる」 そんな気づきを共有できた時間だったように思います。

今後、観光学部では1学期~2学期にかけて、コンポストやリサイクル業者との連携を含めたごみ分別を試行します。3学期以降はペットボトルを使ったごみ箱制作を授業に取り入れるなど、さらなる取り組みを予定しています。 小さな一歩ですが、この取り組みが大学全体、そしてホニアラ市内の環境意識を高めるモデルケースになることを願っています。
現地の人と一緒に学び、考え、行動する日々。 この経験が、彼ら自身の未来、そしてソロモン諸島の持続可能な観光につながっていけば、とても嬉しいです。
SHARE





