JICA海外協力隊の世界日記

スリランカ便り

シリーズ商店じじ〜お正月にあちこちお呼ばれする【ウサノーナ】

こんにちは。ウサノーナです。

ちょうど昨日がスリランカのお正月でした。

とはいえ、前日の夜20時頃が変わり目とか。20時を過ぎたら料理や掃除をやめて…などなど色々正月にやることは色々ありますが、他のスリランカ隊員も正月ネタは書くでしょうし(過去記事もあると思います)、割愛します 笑

ウサノーナ、実はお正月、

大家さん→商店じじのおうち→宝石じじのおうち→ とお呼ばれしたのですが、

各家の雰囲気が違って(もちろん日本もそうですが)面白かったです。

大家さん

→スーパードライ 笑。ビールではありません 笑

もともと私と大家さんはお互いクセ強なこともあり、最低限のやり取りしかしていません。それに、昨年度の正月明けに、大家さんの田舎のお父さんが亡くなってしまったこともあり、喪に服しているとのこと。新年の挨拶も、大家さんがキリバット(祝い事で振る舞われるミルクライス)などを少し持ってきてくださり、「じゃ、俺達は田舎に帰るから」と。スリランカにしてはスーパードライです 笑

商店じじ

→兄弟親戚が集まる家。

じじに聞いたところ、正月は1番年長者の家族の家に行くのだとか。じじは長男なので、じじの家にみんなが集まる。そして、子どもたちには葉に包んだお年玉を配るんだとか。じじは、近所に住むお母さんの家も訪問したんだとか。そして、年長者の方とさよならするときは日本でいうところの最敬礼にあたるお辞儀のようなものをします。

みんなでわいわいゲームしたり、ダラダラご飯食べたり、近況報告したり、和気あいあいとしていました。

ちなみにトップ画は商店じじのおうちからいただいたお正月フードです 笑

2,3種類を除いてほぼ全部息子さんと娘さんのお手製!!すごい!

宝石じじ

→娘ちゃんたちは全員結婚していたり、海外で仕事していたりで、奥さんとお手伝いさん、じじ、と少し寂しさを感じました。コロンボ方面に住んでいる娘さん夫婦が来るとのことと、なんとなく居心地の悪さを感じて、短い時間の滞在でまたしても商店じじ宅へと戻りました。

三者三様で、日本でもスリランカでも同じなんだなと感じました。

お金があるから幸せなのか、家が大きければ幸せなのか、私としてはどちらも違うよなーと。

スリランカの人もやっぱり全員が全員ではありませんが、車を持ってること、娯楽品を持ってること、大きな家があること、庭があること、などなどステイタスみたいなものはあります。

でも、やっぱり私が1番しっくり来たのは商店じじの家族のように

自分たちのことは自分たちでやって、足るを知るではないですが、必要十分をきちんと理解した生活がいいなぁ、と感じました。

商店じじの親戚の中にはじじの家族もじじも「あの家族は…血が繋がってるけど、あんまり良くない」という親戚もいました。私もなーんとなく第六感的に感じ取りました笑

なので、商店じじの家系全員がいい人というわけではないです笑

というわけで、三者三様のお正月訪問について書いてみました

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