JICA海外協力隊の世界日記

タジキスタン便り

ドゥシャンベの必訪ポイント!「グルミンジュ楽器博物館」

タジキスタン東部とアフガニスタン北東部にまたがる雄大なパミール山脈地域。その地域では独自に発展を遂げつつもシルクロードの交差点として他国のエッセンスを取り入れた濃い音楽文化が息づいており、その地域出身の有名なタジク人アーティストであるグルミンジュ・ザフキベコフ氏が、1990年に彼の個人的な民族楽器コレクションを展示する博物館をドゥシャンベ市中心部に設立しました

「シタール」という中央アジア地域の民族楽器の名前は聞いたことがある方も少なくないかもしれません。

シタールはペルシャ語で「3」を表す「セ」、「弦」を表す「タール」、つまり3弦の楽器のことを「セタール」と呼んだことが語源とも一説には言われています。2弦の楽器はペルシャ語で「2」を表す「ドゥ」がついて「ドゥタール」、「4」はペルシャ語で「チョー」であるため、「チョタール」と思いきや…不思議なことに4弦楽器はタジキスタンでも「ギター」と呼ばれています。

博物館内には400年前から存在している希少な楽器も存在しており、中国やインド、トルコ等から伝えられた伝統楽器も展示されています。ドゥシャンベに訪れた際の必訪ポイントとしてぜひおすすめします。

事前に予約をしてから行けば、プロのミュージシャンたちの奏でる、タジキスタンの奥深いメロディーをライブで聴く事もできますよ。

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地図:https://maps.app.goo.gl/tgyWoY9eA4LmQLLN7

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