JICA海外協力隊の世界日記

タンザニア便り

#3 タンザニアの中学校について

Mambo!

ダルエスサラーム、体育隊員の四方田隆聖です。

今回はタンザニアの中学校について、配属先の様子を元に紹介したいと思います。

私はダルエスサラーム内にある中等学校に体育隊員として派遣されており、実技を中心とした体育授業の指導、課外活動等でのスポーツ指導を行っています。

活動しているなかで、日本の学校と大きく違う点は2つあります。

1つは、授業と授業の合間に休み時間がないことです。

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こちらの時間割を見ていただいたらわかる通り、1時間目は8:00~8:40、2時間目は8:40~9:20…と授業が続いています。そのため、自分の授業時間に教室に行った際、前の時間の先生がまだ授業を行っていることがよくあります。または、少し早く授業を始めたい、と自分の授業中にほかの先生が入ってくる、といったこともあります。

先生もですが、生徒もなかなか大変そうです。

もう1つは生徒数です。

私の配属されている学校は、4年制のOrdinary level(中学校)と2年制のAdvance level(高校)の生徒が通っています。全校生徒で約3900人生徒がいます。

昨年(2024年)に入学してきた生徒は約1000人おり、1クラス当たりの人数は平均130人超えでした。

1枚目の写真は、全校集会の様子ですが、こちらの写真は体育授業中の様子です。

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黒板の目の前まで生徒はびっしり座っています。

タンザニアの体育授業は普段座学で授業が行われています。私の配属先では体育が選択科目になっているため、他の授業の様子と比べると若干人数は少ないのですが、それでも110人ほど生徒がいます。

同じ敷地内にもう1つ中学校があり、以前は1つの学校だったらしいのですが、生徒数の増加によって2つに分かれたそうです。それでも生徒数がさらに増えているため、今年度から近くに新しい中学校ができたと聞きました。

タンザニアは人口増加率が高く、2040年ごろには人口1億人になるのではないかと言われているので、この先さらに生徒数も学校数も増えていきそうです。

以上、今回はタンザニアの中学校についてでした。

Asante sana!

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