JICA海外協力隊の世界日記

タンザニア便り

#4モシってこんなところ

こんにちは。PCインストラクター隊員の松原好秀です。

今回は私が暮らしている街「モシ」を紹介します。
タンザニアの中心地である大都市ダルエスサラームから北北西へ約500Km、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山の麓にモシがあります。キリマンジャロ州の州都で、登山の基点として多くの観光客が訪れます。ダルエスサラームからバスで行くこともできますが、約9時間という長旅になるので往復の移動だけで2日かかることになります。(JICAの規定で日没後の都市間移動が禁止なので夜行バスを使うことができないのです泣)ということで、移動で疲れたくない私はいつも飛行機です。出費はかさみますが1時間強で着くのでやめられません。

キリマンジャロ国際空港からは車で45分程度、天気が良い日は雄大なキリマンジャロを横目に気持ちよくドライブしているうちに自宅に到着します。久しぶりの一人暮らしですが、同期隊員が隣の家に住んでいるので日本人がポツリと暮らしている状況ではなく、毎日のように日本語を話しています。なのでスワヒリ語がなかなか上達しません笑(勝手な言い訳)そろそろ気合いを入れ直してしっかり勉強したいと思います。

家の前からもキリマンジャロがよく見えるんですよ。くっきりドーンと見える日はとってもテンションが上がります。なぜなら、こんなに綺麗に見えることはそう多くないからです。雲に隠れて見えないことが多いので、地元の人たちはキリマンジャロを「あいつはシャイなんだ」と表現します。標高は5,895m、山脈に属さない独立峰としては世界で一番高い山という立派な肩書を持っているのに、恥ずかしがり屋のキリマンジャロ。なんともチャーミングじゃないですか。そんなキリマンジャロ登山の様子はまたの機会に。

モシは標高約800mに位置していて、朝晩は涼しく快適です。日中も暑い時期で30度程度なので、名古屋出身の私にとっては天国のような環境です。そんなモシでの生活の中で、朝の楽しみの一つがランニングです。2月に開催されたビッグイベント「キリマンジャロ・マラソン」に向けて5~10kmを定期的に走っていました。マラソン大会の様子はまたの機会に。

それでは、今回はこの辺で。

Tutaonana baadaye!

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