JICA海外協力隊の世界日記

タンザニア便り

#43 図工作品作り

Mambo!(元気ですか!)2025年度2次隊、小学校教育隊員の松本花観です。

わたしはタンザニアのシハというところのサンヤジュウ小学校に派遣されています。普段は3年生の子どもたちに算数を教えています。突然ですが、9月3日から10月1日までの1カ月間で、タンザニアの子どもたちと一緒に図工作品作りに取り組みました。今回はその様子についてお伝えします。

そもそもなぜ図工作品作りをすることになったかをお話しします。11月9日に「JICA海外協力隊タンザニア派遣取極締結60周年記念式典」という記念式典があります。その式典に際し、協力隊の隊員と活動先が協力して図工作品を作り、出展するという企画のお知らせがありました。その連絡を受け、もちろんすぐに参加を決めました。こんな素敵な機会、やらない選択肢なんてありません。早速どんな作品にするか考えました。わたしが活動として主に関わっているのは、小学校3年生の子どもたちです。でも、せっかくの機会なので、学校全体でこの作品作りに取り組んでいきたいと思いました。タンザニアの小学校では、図工の授業はありますが、なかなか道具がないのが問題です。今回はJICAから援助もいただき、いくつかの道具を用意しました。その道具を使って作品作りを進めました。先ほども言ったように、なかなか日本の小学校でイメージするような図工作品を作る機会が少ない子どもたち。一から子どもたちに構想を考えてもらうのは、自分のスワヒリ語力的にもやや厳しいと判断しました。そこで今回は、作品の構想は隊員であるわたしが行いました。ただ作品作りに関しては、ほとんどの工程を子どもたちの手でやってもらうことを決めました。学校全体でできる作品ってどんなものがあるかな・・・?と考えた時に、思いついたのが小さなパーツをたくさん作り、それをのりで貼っていくというやり方です。早速子どもたちと一緒にパーツ作りを始めました。パーツは、紙とクレパスを使って作りました。色紙などがあればよかったのですが、任地の文房具屋さんでは見つけられませんでした。代わりに、コピー用紙にクレパスで色を塗ったり模様を描いたりして、それを小さくちぎったらきれいなパーツができる、と考えました。最初の写真は、そのパーツ作りの様子です。
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また、タンザニアらしい作品ということで、アフリカ布である「キテンゲ」も使いました。わたしがキテンゲで服を作った際に余った切れ端を持ってきました。子どもたちに協力してもらって、このキテンゲも小さなパーツにしていきました。copy_FDDD85EB-68F6-489B-9B6E-3295486D4A75.png

パーツを貼る台紙も作っていきました。まず下絵を描いてもらいます。イメージをわたしが描いた見本を見ながら、丁寧に写していきました。できた台紙の下絵が右上の写真です。鉛筆で描いたので薄くて見づらいのですが、とても上手に描いてくれました。その台紙に、みんなで作ったパーツをちぎりながらのりで貼り付けていきました。貼った後の様子が右下の写真です。キリマンジャロ山とタンザニアの自然、広がる空をイメージして作りました。

今回の作品のテーマは、「私たちと協力隊」です。そこで、担当している3年生の子どもたちに「隊員との思い出」を絵にしてもらいました。まず小さな用紙を配り、そこにイメージを描いてもらいました。その後、クレパスを使って画用紙に清書しました。

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また、3年生全員が何かしら関わった形を残したいと考えました。3年生の子どもたちに、自分自身の似顔絵を描いてもらいました。どんな色を選ぶか、どんな風に描くか個性が出ていて、とても素敵な絵になっていました。描いた絵の周りに、作っておいたキテンゲのパーツを貼って枠にしました。また、日本から持って来た折り紙も一部使って、作品の枠にしました。キテンゲと折り紙両方を使うことで、「日本×タンザニア」のイメージがより伝わるかな、と考えました。


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最後に、作ったパーツを貼り合わせて完成です。

こうしてできた作品が上の写真です。自分の学校の子どもたちと作り上げたこの作品がとっても大好きになりました。みんなで作った思い出も詰まっていて、とても大切な作品です。子どもたちも完成した作品を見て、「とっても素敵ですね!」「ぼくの描いた絵はここにあるよ。」と嬉しそうにコメントしてくれました。


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完成した作品と一緒に記念撮影をしました。とても素敵な笑顔です。

それでは今回はこの辺で!
Tutaonana tena!(またお会いしましょう!)

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