JICA海外協力隊の世界日記

タンザニア便り

#38 日本文化クラブ~7年生編(part2)~

Mambo!(元気ですか!)2025年度2次隊、小学校教育隊員の松本花観です。

わたしはタンザニアのシハというところのサンヤジュウ小学校に派遣されています。普段は3年生の子どもたちに算数を教えています。

活動内容は算数の指導や教材作成が中心です。しかしせっかくタンザニアに日本人として来ているので、タンザニアの先生たちや子どもたちに、日本の歴史や文化についてもっと知ったり、興味を持ってほしいと考えています。

part1に引き続き、「日本文化クラブ」の活動について紹介します。part1の内容について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

#37 日本文化クラブ~7年生編(part1)~

今回実施した内容は、「着物(浴衣)」と「日本のおもちゃ・その他」についてです。

8月13日(木):「着物(浴衣)」

8月14日(金):「日本の昔のおもちゃなど(福笑い・コマ・お手玉・風呂敷)」

まずは8月13日(木)に、着物(浴衣)の着付け体験をしました。はじめの写真はその時の様子です。

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タンザニアでは、多くの人がアフリカ布「キテンゲ」を使ってドレスや服を仕立てます。そこで、アフリカ布「キテンゲ」を使って「着物(浴衣)」を仕立てて、子どもたちに着付け体験をしてもらってはどうかと考えました。さっそく布屋さんでキテンゲを買い、仕立て屋さんで着物を仕立ててもらいました。仕立て屋の店員さんたちはもちろんタンザニア人なので、着物がどんな服なのか見たことも着たこともありません。わたしも着物の現物を持っているわけではなかったので、着物がどんな衣服なのかうまく伝えられるか不安でした。でも、動画や写真をたくさん見せて、スワヒリ語で頑張って説明をしたら、店員さんたちは「ばっちり分かったよ!任せて!」と快く仕事を受けてくださいました。

そうしてできたのがこの子どもたちが着ている「キテンゲ着物」です。お気に入りの布で、自分の体ぴったりのサイズで仕立ててもらったこの着物は、わたしのお気に入りの服になりました。

学校に持っていき、子どもたちに、日本には「着物(浴衣)」という伝統的な衣服があることを紹介しました。

実際に着方を見せてあげると、「わたしも着たい!」「次はぼく!!」とみんな積極的に体験に参加してくれました。体験が進むにつれて、わたしのサポートなしでも、子どもたちだけで着物の着付けができていたことにはとても驚きました。お互いに助け合いながら着付けをする姿はさすが最高学年の7年生です。その姿を見て、とても頼もしい気持ちになりました。

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8月14日(金)には、「日本の昔のおもちゃなど(福笑い・コマ・お手玉・風呂敷)」を紹介しました。この日持って行ったもののうち、「福笑い・コマ・風呂敷」は、京都市の表敬訪問の際にプレゼントしていただいたものです。前回の記事でも紹介しましたが、このようにしてタンザニアの子どもたちのために活用できていることをとても嬉しく思います。応援団の皆様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございます。

上の写真は、福笑いをして遊ぶ子どもたちの様子です。福笑い・コマ・お手玉・風呂敷のそれぞれの特徴を紹介した後は、自由に興味のあるもので体験してもらいました。


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上の写真は、コマを回している子どもの写真です。タンザニアの子どもたちの中には、ペットボトルキャップと爪楊枝を器用に使って、コマのような自作のおもちゃを作って遊んでいる子もいます。自作のタンザニアバージョンのコマと、日本バージョンのコマを並べて対決させて遊んでいる子もいました。思わぬところでの日本とタンザニアのコラボレーションに、わたしも嬉しい気持ちになりました。

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上の写真は、風呂敷を使っている様子です。風呂敷の使い方の冊子のイラストを見ながら、みんなで協力していろいろな包み方を試していました。ノートやペットボトルを試しに包んで、「先生できたよ!見て!」と見せてくれました。わたしが教えなくても、自分たちで興味を持って体験しようとしてくれたことに、とても心動かされました。

上の写真では、子どもがお手玉を使って遊んでいます。タンザニアの子どもたちも、日本の子どもたちと同じように遊びを楽しんでくれている様子を見て、この日本文化クラブを実施してよかった、と心から思いました。これからも、日本や世界のことに興味を持ちながら過ごしていってほしいです。そして、機会があれば7年生以外の学年でも実施をしていきたいです。

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実は、職員室の先生たちにも着物の着付け体験をしてもらいました。初めて見る日本の衣服に、先生たちは「とっても素敵だね!」「キテンゲで作ったんだね、とても美しい服だね!」と喜んでくださいました。

今回の経験を通して、日本のことを少しでも先生たちにも知ってもらえたら嬉しいです。

それでは今回はこの辺で!
Tutaonana tena!(またお会いしましょう!)

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