JICA海外協力隊の世界日記

タイ便り

【ちゃい☆ちーうぃっと】#2 これから1年間、黒や白など落ち着いた色の服を着て過ごします(環境教育)

◾️職種:環境教育

◾️配属先:ランシット科学教育センター

◾️名前:shogo

สวัสดีครับ(サワディークラップ=こんにちは)。2025-1次隊のshogoです。

今回はタイの服装について紹介します。

●曜日ごとのイメージカラー

タイでは曜日にそれぞれ「イメージカラー」があります。
もともとはインドのヒンドゥー教における「曜日の神様の体の色」に由来しています。
そのため、タイでは曜日に合わせた色の服を着る人が多いそうです(強制ではありません)。

曜日
  赤
  黄色
  ピンク
  緑
  オレンジ
  青
  紫

また、自分の生まれた曜日(※生年月日から調べられます)の色を身に着けると、開運がもたらされるといわれています。
たとえば月曜日生まれの人が黄色を着ると運が良くなるそうです。いわゆる「ラッキーカラー」のようなものですね。

服喪期間前、金曜日にはCP(配属先のメンター)からいただいたタイ北部の手織り綿の服を着ていました。

●服喪期間が始まりました

IMG_0013.jpeg2025年10月24日にシリキット王太后陛下が崩御されたとの発表がありました。

王太后陛下はプミポン前国王(ラーマ9世)陛下の王妃として、長年にわたり国と国民に尽くされ、深く敬愛されてきた方です。

ご逝去を受けて、政府は国家的な服喪期間に入りました。
アヌティン首相は官公庁・国営企業・教育機関に対し、10月25日から30日間の半旗掲揚を指示しました。
また、公務員や国営企業職員には1年間の喪服着用を求め、国民に対しても90日間は黒や落ち着いた色の服装を呼びかけています。

私の配属先も省庁の組織の一つのため、これから1年間、黒や白など落ち着いた色の服を着て過ごします。
もし皆さんが服喪期間中にタイを訪れる際は、派手な服装を避け、黒・白・グレーなど落ち着いた色を選ぶのが望ましいと思います。

葬儀の発表後、タイの多くのウェブサイトが白黒表示に切り替わっていたのも印象的でした。

◆今日の一品

IMG_9498.jpeg

スキーヘン(タイスキ=タイ風すき焼きの汁なし版)

春雨、野菜、鶏肉などを炒めた料理です。
約450kcal。私もよくお昼に食べています。

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