JICA海外協力隊の世界日記

タイ便り

【特別編】~ラオスの首都はご近所さん~

  • 職 種:工作機械
    配属先:ノーンカーイ技術高等専門学校
    名 前:ミヤザキ

サワディー!東北部ノーンカーイ県の学校の建築科で活動している、ミヤザキです。

現在、同県への配属隊員は私一人だけですが、同僚たちは一人の時間もみんなで過ごす時間もどちらも大切にしてくれ、サバイサバイ(心地よい)な距離感で接してくれます。彼らのさり気ない気遣いに感謝の日々です。

※サバイ:สบาย(sa baay)元気な,快適な

そんな穏やかな同僚たちもランチの事となるとどんなに忙しい日でも妥協しません。このお店に行こう、あのお店は最近あの料理が美味しい、いやいやここもおいしい。。職員会議さながら白熱の打合せの末、日々のランチ処を厳選していきます。

※写真はアヒル肉専門のレストランにて。豚肉と鶏肉の間くらいの噛み応えと、濃厚な旨味が最高です。

ノーンカーイ県はメコン川のすぐ向こうにラオスの首都ヴィエンチャンを望み、タイとラオスを結ぶ複数の「タイ・ラオス友好橋」のうち、最初に建設された橋がある国境の町です。

たまに同僚と川沿いへランチに出かけるのですが、川幅が1kmほどの場所では、対岸のラオスにいる人がはっきりと見えます。海外というよりは、もはやご近所さんという感覚です。

県内のバスターミナルからバスに乗れば、わずか1時間半ほどでヴィエンチャンの中心街に到着します。海外旅行であることを忘れてしまうほど近くにラオスがある。そんな距離感もこの町の面白いところです。

隣国をゆったり眺めながら食事ができるのも、平和だからこそですね。 今日も平和な日常に感謝しつつ、美味しいランチを楽しんでいます。

島国の日本で暮らしていると、陸路で海外へ行くことはできません。「隣国へ陸路で行けるなんて羨ましい」と同僚たちに話してみたところ、あまりピンと来ていない様子。

なんと、同僚たちの大多数がラオスへ行ったことがないという新事実が発覚。

よくよく聞いてみると、国内の旅行にしても隣の県か、同じ東北部あたりに行くくらいなのだそう。首都のバンコクへ出張することになったときには、「飛行機ってどうやって予約するの?」と私に尋ねてくるほどです。

そんな彼らにとって、海を越えた遠い日本からやってきた私は、一体どんな存在なのだろう……と、時々考えてしまいます。

気づけば、1年以上を彼らと一緒に過ごしてきました。最近は、各々で興味のある日本の情報が話題に上がることも増えています。ちなみに、先日話題になったのは、日本で相次いでいる災害についてでした。

どんな話題であっても、日本に興味を持ってもらえているのは嬉しいなァ、としみじみ。残りの派遣期間も、活動は勿論のこと、タイと日本についてもっと知り合っていける時間にしていきたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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