2026/02/19 Thu
スポーツ
【タイ野球日誌】#3野球より驚いたタイの日常
職種:野球
配属先:タイ野球協会
活動先:スパンブリースポーツスクール
名前:中山 慎
สวัสดีครับ(読み:サワディークラップ 意味:タイ語でのご挨拶)
タイで野球指導を始めてから、毎日が新しい発見の連続です。
グラウンドでは選手たちと真剣に向き合う日々ですが、実際に生活してみると驚かされるのはグラウンド外の日常ばかりです!
今回は、そんなタイでの生活の中で『野球よりも驚いたこと』をいくつか紹介したいと思います!!
まずは『日常での驚き』です。
タイでは、セブンイレブンの前で犬が寝ている光景をよく見かけます。
日本では考えられない光景ですが、ここではとても自然な日常です!
暑いタイでは、涼しい場所を知っているのか、たまにエアコンの効いた店内で休憩している犬もいます。
最初は驚きましたが、今では『あ、今日もいるな』と微笑ましく感じるようになりました!
こうした何気ない日常の違いが、タイでの生活の面白さだと感じています!!

次は『文化の重みを感じた驚き』もありました。

皆さんこの写真を見て思うことはないでしょうか。
写真をよく見ると、店内に並んでいるほとんどの服が黒・白の落ち着いた色で統一されています。
これはクリーンシリキット王太后がご崩御されたときの出来事です。
《黒=深い悲しみ・哀悼の気持ちを表す色》
黒い服を着ることを法律で定められているわけではありませんが、街では多くの人が黒い服を身にまとっていました。
王室への深い敬意と哀悼の気持ちを表すため多くの人が自発的に取り組み、イベント等でも規模を縮小したりショッピングモールでもどこか落ち着いた空気に包まれていました。
国全体が同じ気持ちで静かに悲しみを共有しているその光景はとても印象的でした。
日本で生活していたときには、感じることのなかった「国全体で一人の存在を悼む」という姿。
その文化や価値観に触れ、異なる国で活動することの意味を改めて考えさせられました。
野球指導以外でも、こうした日常の中で学ぶことも私にとって大切な経験であり財産です。

上の写真はグラウンドに着いて練習を始める前の写真です。
日本では当たり前の光景かもしれませんが、選手たちが自然と掃除を始めていたのです。
野球の技術以前に「あいさつ」「相手を敬う」「場を大切にする」などが当たり前に根付いているのです。
タイ野球が発足してからこれまで、多くの日本人が道具の支援をされたり子供達の指導に関わってこられました。
今ある環境は、そうした積み重ねの上に成り立っています。
それが「特別なこと」ではなく「日常の一コマ」として自然に行われています。
その背景を忘れずに活動していきたいと思います。
練習の進め方や物事の感覚はもちろん違うことは多くあります。
そんな中でも選手たちは野球を一生懸命楽しみながら目標に向かって歩みを進めています。
そんな選手たちにとって大事な時期に野球を通して関われていることを本当に嬉しく思うと同時に、
「次の世代へどう繋げていくか」も私の役割でもありその土台を整えることが大切だと感じます。
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