JICA海外協力隊の世界日記

タイ便り

【特別編】タイの学生街でしのぎを削る、安ウマ食堂たち

職種:観光
配属先:ペッチャブリー・ラチャバット大学
名前:Oki

こんにちは(サワディクラップ=สวัสดีครับ)!


現在、私はペッチャブリー・ラチャパット大学で観光隊員として活動している、Okiと申します。


私の配属先は、市の中心部から約7km離れています。キャンパスの周辺には学生向けの寮やアパートをはじめ、文房具店や商店、飲食店などが数多く集まっており、さながら一つのコミュニティが形成されています。


生活に必要なものは、ほとんどキャンパス周辺でそろってしまうほどです。


キャンパス内には大規模な学食もありますが、その強力なライバルとなっているのが、日本の学生街にもあるような、キャンパス周辺の「安ウマ食堂」たちです。

今日は、私が任地で出会った、そんなローカル食堂を紹介したいと思います!

私も時々、学生たちに交じって利用していますが、どのお店もガパオライス(挽肉バジル炒めご飯)やカオパット(炒飯)、ラートナー(あんかけ麺)といった定番料理が、一品35バーツ(約165円/2026年9月現在、1バーツ=約4.7円)程度からと、非常にリーズナブルです。

出張などでバンコクへ行くと、同じような料理を頼むと倍近い値段になることがあります。地方で暮らすことのありがたさを実感する瞬間です。

昔ながらの佇まいを残した食堂も多く、店主の高齢化が進んでいるように感じます。

安い値段でできるだけお腹いっぱいになってほしいと、元気いっぱいの学生たちを温かく見守るおばあちゃんの優しい笑顔が印象的です。

外国人の私は珍しがられることが多く、タイ語で料理を注文すると、それだけで喜んでもらえることもあります。

定期的に通っているお店では、「ソムタム(パパイヤサラダ)をいつもどおりで」と言うだけで、「トマト抜き、唐辛子3本、砂糖少なめ、ピーナッツ多め」のものを作ってくれるようになりました。

ローカル食堂で顔を覚えてもらい、「いつもの」が通じるようになる。


これは、観光客として訪れるだけでは味わえない、JICA海外協力隊の任地生活ならではの醍醐味だと思います。

私はもともと料理が趣味なのですが、現在住んでいるアパートにはキッチンがありません。

外食文化が発達しているタイでは、キッチンがない物件も珍しくありません。赴任したばかりの頃は、「ああ、料理がしたいなぁ……」と思うことが時々ありました。

でも考えてみれば、今は自炊をしなくても安くておいしい料理を食べられる環境で暮らせているということです。

最近は、「料理は日本に帰ってから思う存分やればいい。今はタイにいるからこそ体験できる食文化を楽しもう」と思うようになりました。

皆さんもタイを訪れる機会があれば、観光地だけでなく、地元の人たちが普段利用しているローカル食堂にも、ぜひ足を運んでみてください。

豊かで多彩なタイの食文化を、きっと身近に感じてもらえると思います!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

またお会いしましょう(ジューガンマイクラップ=เจอกันใหม่ครับ)!

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