JICA海外協力隊の世界日記

タイ便り

【蛇々魚々✲タイ語DIG】~#0 新レギュラー執筆!蛇々魚々ってなに?~

■職種:日本語教育
■配属先:パヤオ・ピッタヤーコム中高校
■名前:髙山ひかる


皆さん、はじめまして ต^·๓·^ต

この度、JICAタイ事務所の世界日記「タイ便り」で定期的に執筆を始めることとなりました。
JICA海外協力隊 2026年度1次隊、日本語教育隊員の髙山ひかるです!

#0 蛇々魚々ってなに?

私は普段、日本語教育隊員としてタイ北部・パヤオ県にある中高校で生徒に日本語を教えています。
学校では決められた時間割に沿って活動しているため、とーっても目新しいことはそれほど多くない日々…

そんな中でも私にトキメキをもたらして止まないもの、それがタイ語です✨

私は協力隊に参加する以前に通算1年3ヵ月ほどタイに滞在していたことがあり、「今度もタイで働きたい!」との思いから、タイ語の勉強も始めました。
そこからタイ語のユニークさや奥深さの虜になり、今まで2年半ほど勉強しています。(2024年には実用タイ語検定3級も取得しました!)

ここだけの話、将来的にはタイ語の通訳や翻訳ができるレベルになりたい、あわよくばタイ隊員OVの中で一番タイ語が上手くなりたい!!という野望も温めています…

↑任地であるパヤオ県は、北部最大の淡水湖「グワンパヤオ」で有名です!

タイ語の「蛇々魚々」が表すこと

定期執筆のシリーズ名である「蛇々魚々」。

ヘビはタイ語で「งู(ŋuu)」
さかなはタイ語で「ปลา(phlaa)」

どちらもタイの人々にとって、とても身近な生き物です。
では、それぞれに繰り返しの文字「ๆ」をつけたタイ語の慣用句、「งูๆ ปลาๆ(ŋuu ŋuu phlaa phlaa)」は何を意味するでしょうか?

一説によるとこの言葉は、タイの人々が川や池で魚を捕ってきた中での経験に起因しているそうです。

川や池で魚を捕まえようとしたとき、経験が浅い者は蛇を魚と間違えてしまい、上手くこなすことができない。それどころか、蛇を掴んで危険にさらされてしまうことさえある…

これが後に、「知識などが表面的で、不足しているようす」を意味する慣用句「งูๆ ปลาๆ」になりました。
実際には、たとえば「自分は งูๆ ปลาๆ でしか知らないよ~」というふうに使うようです!

↑タイの川魚たち。ニョロニョロ感と横についたお目々…。たしかにこれは、蛇と見間違えてしまうかもしれません…。
(蛇の写真はここには載せませんので安心してください。)

タイの人々が川魚を捕る習慣の中で、専門性が求められてきたことがわかる言葉ですよね。
個人的には、「んぐー」と「ぷらー」という、なんだかへろへろ感が伝わる発音も、意外としっくりくるな、と思います。

この定期執筆【蛇々魚々✲タイ語DIG】ではこのように、タイ語学習者(タイ語オタク?)でもあり、まだまだアマチュアタイプレイヤーなわたしが、タイ語をもっともっと深掘り(DIG)することを通して、タイの人々の文化や価値感、暮らしを観察していきます!

…読み方ですか? それは「へびへびうおうお」? いや、「じゃじゃぎょぎょ」? 皆さんの好きなように読んであげてください…

そしてもちろん、タイで日本語教育に携わる中での気付きや報告などもお届けしていきますので、お楽しみに!

それではまた次回お会いしましょう~


P.S.

定期執筆にあたり作成した、顔文字の「 ต^·๓·^ต 」!

ต は t と発音するタイ文字の、通称「カメ(tàw)の ต」。(ちなみによくある猫顔文字の ฅ は現在使われていない文字で、中央の丸の向きが違います!)
๓ はタイ数字の「 3 」でできています。

記号のような愛らしいフォルムのタイ文字も、タイ語の魅力のひとつです!
ぜひ、この猫ちゃんも覚えていただけると幸いですต^·๓·^ต

※タイ語やタイの文化についての情報は、正確なものになるよう尽力していますが、知人の話やインターネット上の情報を元にしていることをご了承ください。

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